瑞穂スタジアムの建設状況 2024.5

2026年アジア大会に向けて建て替えられる瑞穂スタジアムの建設が始まりました。その様子をお伝えします。

現在のスタジアムは1941年に完成したもので、それを改修したり座席を増設したりしてこれまで運用してきました。しかし流石に戦前の建物ということで老朽化が著しく、アジア大会の節目となる2026年に建て替えられることになりました。

新しいスタジアムは座席数3.5万の2層構造です。中央部にサッカーコート、その周りを陸上トラックが取り囲む、サッカー陸上兼用競技場となります。一昨年3月には竹中工務店の案に決定したとのことで、パースも発表されています。

瑞穂スタジアムの建設状況 2023.12

skysclinear.com

2023-12-23 20:08

前回から4か月半ぶりの取材です。

ついに躯体が大きく成長し、仮囲いの高さを大きく超えてきました。あまり興味のない人もこれを見れば新しいスタジアムができる！と実感できると思います。

場所によってはわりと敷地ギリギリ目に建てられる部分もあるようですね。

山手グリーンロードを見た様子です。左側に見えているのが新スタジアム。右側にも新しい躯体が見えていますが、これは歩道橋が道路上を横断するためそこに接続する階段やエレベーターです。

8の字の大きなデッキは北側の広場に接続し、山崎川を超えていきます。

最後は山崎川のあたりから全体を見た様子です。建物がかなり出来上がってきたのがよくわかります。クレーンも少なくなり、工事は内装など中心に移ってきています。

規模の割に高さは抑え目ですがこれは高さ制限31mにのっとっているためです。

アジア大会まで2年半となってきました。選手村にクルーズ船を借りるなどいろいろな話題が出ていますが、大会は成功するといいですね。