オーストラリアの大都会 姉妹都市シドニーを歩く

8月にオーストラリア観光旅行に行ってきました。今回からはその写真を順に乗せていきます。当ブログで海外は初掲載ですね。

今回まわったのはシドニー周辺です。本当はエアーズロックやグレートバリアリーフなども行ってみたいところですが、普通に北海道と沖縄くらいの距離がありとても回れません。

飛行機は直行便がないので香港で乗り継ぎました。羽田からだとJALで直行ですが名古屋住みとしては中部を使いたかったです。キャセイパシフィックを利用しました。

香港まではA330-300でほぼ満席。航空需要が戻ってきているのを実感しました。香港からシドニーはB777-300ERでこちらも混雑していました。

シドニー国際空港に着きました。ここからダウンタウンまではメトロに乗って15分ほどです。コンパクトに街がまとまっている印象です。車両がすべて2階建てというのが驚きました。

こちらはセントラル駅です。頭端式の巨大駅はいかにもターミナル然として迫力がありました。ちなみに1日利用客数は20万人を超えています。

今回はツアーではないので基本的に自分ですべて手配する必要があります。ツアーは自由度が少なくあまり好きになれません。ただしブルーマウンテンズとオペラハウス見学のみ現地ツアーに参加しています。

懸念は英語での意思疎通でしょうか。私はTOEICも860点程度しかなく、スムーズは会話は難しいですが、店舗での注文や空港でのやりとりは何とかできました。逆に片言英語で何とか会話するのがツアーにはない醍醐味とも言えます。

一応、友人と来ています。ひとりで海外はまだ勇気が出ません。一度くらいやってみてもいいかなとは思います。

ここで電車を降りてダウンタウンを歩いてみましょう。高層ビルが道路の両側に迫るアメリカ型の都市景観です。この密集率は国内では感じられない雰囲気です。

ビルが建っているエリアと人々の憩いの場となる公園は厳格に区別され、そのコントラストが美しいです。最近日本も都市公園がきれいになってきましたがここまでは徹底されていません。

ちなみに今回の旅行は3泊4日。日本からの移動も入れれば6日近く旅行していたことになります。やはりオーストラリアは遠いのでそれくらいが必要になります。

ホテルは3泊イビスホテルを利用しました。清潔な部屋でリーズナブルに宿泊できました。ダウンタウンにあり、アクセスもいいです。

今回は奇跡的に4日ともほぼ快晴でした。本当に天気に恵まれたと思います。

さて街歩きに戻ります。次はセントメアリー大聖堂。意外ですがシドニーは高層ビルの間にこのような教会がいくつも存在します。かつてはイギリスの植民地だったため、カトリックの教会が多くあるのです。

建造から約200年が経過(ただし現在の建物は再建されたもの)しています。200年前というとちょうどゴシック・リバイバル様式が流行ったころです。

中はステンドグラスもある壮麗な雰囲気です。圧巻の美しさとともに市民が多く集まり礼拝する一体感から感じ取れる空気はこれまた国内のどの地域でも味わうことができません。

ゴシックの特徴である荘厳な尖塔やリブ・ヴォールトが取り入れられているのがよくわかります。

もう少し海のほうに歩くと港のあるサーキュラー・キーというエリアにたどり着きます。超有名建築のオペラハウス(以下リンクで紹介)があるのはここです。

市内では連接トラムが地下鉄と並ぶ主要な交通手段になっています。車両も洗練されていていいですね。

オペラハウス前からダウンタウンの超高層ビル群も見た様子です。美しい景観です。シドニーは300mを超えるような際立って高いビルはありませんが、南半球の首都かつ国際的な金融センターとしての風格は十分です。

さて日が暮れてきたのでホテルへ向かいます。シドニーのダウンタウンは夜も活気にあふれていました。ちなみにこちらは市役所です。

食事もおいしかったのが印象に残っています。イタリアンのお店やアジア料理、チャイナタウンなど多国籍な料理が入り混じる街です。日本語の店舗も結構多かったです。

2日目はシドニーから車で2時間のところにあるブルーマウンテンズ国立公園へ向かいました。詳細は別記事で紹介します。

オーストラリアの大自然 絶景ブルーマウンテンズ

3日目です。最も有名なハーバー・ブリッジを超えて北側へ向かいます。

なんと美しい景色でしょう。橋と高層ビル、その奥にたたずむオペラハウスが最高です。間違いなく第一線級の都市景観です。

ルナパークの周辺に名もなき芝生の広場があり、そこからダウンタウン方面を見渡せるので、その場に寝転んで景色を観つつぼーっとしていました。贅沢な時間の過ごし方です。

シドニーはおいしいカフェが多い街でもあります。いろいろなカフェに入ってモーニングもアフタヌーンティーも楽しみました。

次はオペラハウスのツアーです。超有名建築なので日本人向けに建物内を見学できるガイドツアーがあります。今回はそれに申し込みました。

建築探訪 オペラハウス

詳細は別ページで紹介します。

最後の夜はナイトクルージングでディナーを楽しみます。ザ・ロックスのそばにある港からクルーズ船に乗って景色と食事を堪能します。

美しいハーバー・ブリッジの下もくぐります。輝くシドニーの街を見つつ、オージービーフのディナーを友人と楽しめたのは十分すぎる思い出です。

4日目です。この日はダウンタウンから少し離れたところに行ってみました。まずはフィッシュマーケットです。ここは新鮮な海産物が集まる市場です。

規模としては世界有数です。オーストラリアは人口は少ないですが南東部に人が集まっており、ここシドニーの魚市場は国内発送の拠点になっているようです。

内部の様子です。かなり活気がありました。「Sashimi bar」の文字があります。刺身という文化は日本独特でここオーストラリアにも輸入されているようです。個人的には海外で日本語を見ると少し安心しますね。

今は面積が手狭になっているため横の敷地にさらなる拡張工事をしています。

次はボンダイビーチです。中心部から少し距離があります。ボンダイとは「岩を越える破水」というアボリジニの言葉です。美しい白浜と深い青の海が印象的でした。

8月に行ったので海に入るには少し寒かったです。日本では真夏ですがオーストラリア当然季節は逆。ようやく冬が終わったくらいでまだまだ肌寒い時期でした。

最後は今まで楽しんできたシドニーの街を見下ろしましょう。ダウンタウンに戻ってシドニータワーに上ります。最高部は300mを超えます。

なかなか全景をきれいに取れるポイントがないので高層ビルからの谷間の写真です。手前に建設中のビルが見えますが、シドニーは再開発が結構盛んなようで複数の超高層ビルが建設中でした。

展望台からの景色です。超高層ビルの向こうには木々が広がっているエリアがあります。業務地区と住居地区、公園のメリハリが効いた景観です。かなり住みやすい環境なのも想像に難くありません。

タワーの上部には世界主要都市からの距離と方角が記載されています。東京からは8000km弱、ずいぶん遠いところまで来たなあと思いつつ、そろそろ帰らないとという思いにもなってきました。

日が暮れてきたのでメトロに乗ってシドニー国際空港まで戻ります。

ということでオーストラリア編でした。今回は主要観光地をダイジェスト的に紹介しました。もちろんここに載せきれていないのも多数あります。本当に充実していました。

帰りは香港までA350-900でした。中部までは行きと同じA330-300でした。そして日本に到着。帰国してから最初に食べたのは醤油ラーメンでした。

シドニーは本当に過ごしやすくて楽しい都市です。実は名古屋と姉妹都市でもあるシドニー、ぜひ行ってみてください。

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コメント

  1. しろた より:

    シドニー素敵な都市ですね!

    シドニーといえば、街がライトアップされる光と音楽の祭典「Vivid Sydney」が思い浮かびます。
    ↓こちらは私のお気に入りの動画です。
    VIVID SYDNEY 2017 TIMELAPSE SHOWREEL | 4K |
    https://www.youtube.com/watch?v=vAGcDKJlK0A

    この動画と上記の写真を見比べると、ダウンタウンに新しい超高層ビルが増えていますね。
    名古屋でもこんなイベントを開催できたら、例えばテレビ塔やオアシス21があり、超高層ビルが立ち並ぶことになる未来の栄なら絵になりそうです。

    実は「管理人様に名古屋の姉妹都市を訪ねて記事にしてほしいな、でも海外だと気軽には行けないし…」などと考えていました。掲載してくださってありがとうございます。
    海外の都市探訪もの、機会がありましたらまた書いてください。