今回は駅西リニア工事の様子をお伝えします。リニア用地では今年に入ってすべての建物の解体が終わりました。現在は重機が入り掘り下げ工事が始まっています。
既存の解体という上物の工事が終わり、いよいよ本体の工事に突入しています。
前回から9か月ぶりの取材です。
名古屋駅西の歩行者ルートは工事の進捗によって頻繁に切り替わります。現在はおおむねリニア上部が規制範囲となっています。南北へ通り抜ける通路は存在するので、河合塾方面へ行くことはできます。
写真に見える通り重機が投入され、解体ではない本体の工事に入り始めていることが見て取れます。
いったん話題がそれますが、河合塾の北側の土地はいまだに動きがありません。そこそこまとまった土地です。需要としてはオフィスよりホテルの方が高いでしょうか。
リニア上部の話に戻ります。椿神明社の東側の通りが交互通行になっています。この通りの地下をくぐる形でリニアはできます。
通りの西側を見た様子です。鉄板が敷き詰められ、手前には土砂の山が見えます。本格的な掘り下げはされていないようです。
一方東側を見ると、多数の重機があり、手前には山留の壁が打ち込まれているのが見えます。掘り下げが始まっているようです。
そしてリニア用地を見ると残っている雑居ビルは一棟もないことがわかります。解体が完全に終わり本体工事へ移りました。
おまけです。椿神明社の東側の伊藤ビルの解体が始まりました。それほど大きい敷地ではありませんが、開発の波は駅西にも押し寄せていることを実感します。
ついに地上建物の解体が完全終了した駅西。これから掘り下げと本体工事の長期戦になります。リニア開業の時期は見通せませんが、駅部の建設は無事に進むといいですね。