姿消すりそな銀行 気になる伏見の再開発

今回は伏見の再開発状況をお伝えします。この界隈はだいたい3か月おきにレポートしている気がします。以前は駅南西側でしたが、そちらは少し落ち着いてきたので、今回は北東側です。

ここで再注目は錦二丁目18番街区です。昨年9月頃、突如計画が判明して再開発界隈を驚かせましたね。本年度末に都市計画決定予定なので、そろそろ続報が来てほしいです。

伏見に24階130mの高層オフィスビル建設へ!

ただしまだ計画段階なので目に見える動きはそれほどありません。今回はその北で解体が進むりそな銀行などの様子をお伝えします。

そのりそな銀行です。ずいぶんと低くなりました。完全に姿を消すのも時間の問題でしょう。建築計画の概要はなく、跡地利用は分かりません。

奥のプラウドタワー名古屋錦が夕日を浴びてカッコイイです。先日のウィメンズマラソンは高層階なら特等席で観覧できそうです。

解体を担当しているのは鹿島です。おそらくオフィス系開発になると思っています。ただし同社は栄でS2計画も進めているので、負担が増えすぎないように少しタイミングをずらして進めるというのもありかもしれません。

いずれにしても錦二丁目18番街区が出てくるまでは伏見のエース級再開発になると思っていた場所なので、十分な内容となることを期待したいです。

その北の街区。建物が相次いで解体されて更地が広がっていましたが、最近なんだか建物が増えてきました。左奥に見えるのは葵クロスタワーのモデルルームです。新栄町にできる20階建て60m弱のマンションです。

さらにその北の街区でもいくつかの再開発が進みますが、マンションなどの単発系が多いです。建て替えの機運は高いものの一体化にはなかなかつながらない状況には少し惜しさを感じます。

最後は伏見通の伊予銀行建て替えです。3階建ての老朽化した旧ビルが解体されました。新ビルは10階・46.29mとなります。延べ面積は6300平米です。2024年の完成です。

新ビル詳細はこちら。

伊予銀行ビル再開発 10階建てに建て替え

中を見た様子です。掘り下げと地下躯体の解体がだいぶ進んでいるようです。着工は新年度すぐ。今年いっぱいは基礎工事が中心、年末くらいにタワークレーン登場でしょうか。

新ビルは1階に店舗も入り、ガラス張りに縦のルーバーが入った現代的なデザインですので、伏見通の景観向上と賑わいの創出に一役買ってくれることでしょう。

名駅と栄に挟まれた伏見ですが、錦二丁目18番があり、その他いくつもの中小開発が進むなど、ボリュームは決して少なくありません。今後はりそな銀行跡地がいい形で決定し、さらに再開発が勢いづいていくといいですね。

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