名古屋駅に新しい東西通路 幅9mで店舗整備へ

日経新聞などは11月末、名古屋駅に新たに設置するコンコースについて、幅9mで店舗などを配置したものになると報じました。市からも情報が出できています。その詳細をお伝えします。

もともと名古屋駅はコンコースが1本しかなく、混雑や乗り換えルートによっては遠回りの動線となるなど、いくつかの問題がありました。そのため新たなコンコースを整備しようという話は以前からありました。今回はその詳しい情報が出た形になります。

新しくできる通路はあおなみ線と名鉄近鉄の間のあたりです。通路の長さは85m程度になるようです。これで混雑の分散とあおなみ線のアクセス改善につながりそうです。

一応東西を結ぶ通路としてはファッションワンもあるのですが、地下に降りなければならず階段も多いためいまいち導線としては不便です。利用している人もそれほど多くない印象でした。

両側には店舗も配置され、賑わいのある空間になりそうです。新しい通路は十分需要があると思うので、店舗の収益もうまくいくのではないでしょうか。

整備時期はリニア以降となる見込みです。ということは2027年より後だと思いますがそのリニア自体も遅れる可能性があるので、リニア時期にこだわらず前倒しで整備を進めて欲しいです。

こちらは広小路南口です。新コンコースの東端はこのあたりかと思います。

費用としては250億〜350億になるようです。感覚的にはちょっと高く思えますが、たくさんの調整が必要だったり既存の構造物をぶち抜いて作るのでこれぐらいなんですかね。

そしてこれは予想なのですが、リニアがてきたらリニアメインの東西コンコースができると思っています。なので最終的に名古屋駅はコンコース3本体制になる気がします。

ターミナルスクエアや案内サインを整えるなど、やることは山積していますが、今回のはますます発展する名古屋駅が楽しみな話題でしたね。

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コメント

  1. 尾張のおっさん より:

    観光都市としてのお土産屋が増えるといいですね。東京、京都、広島、大阪と比べても土産物、名産品テナントがまだ少ない気がしてるので(狭い)

  2. すもも より:

    名古屋駅で一番残念なのが
    改札内の昭和の場末感満載のしょぼさ
    この東西通路とともに
    中央通りと広小路通りの間を掘り返して
    一体化した空間にして
    エキナカを整備して欲しい

  3. 日野 より:

    この連絡通路が実現すれば、名鉄近鉄ーあおなみ線の乗り換えが楽になりそうなので、是非実現してほしいです。