ナゴヤキャッスル建て替え 基礎工事進行中

名城公園の西側で解体が進むナゴヤキャッスル。ホテルを所有する興和は2025年に向けて建て替える計画を進めています。

ホテルは興和の独自ブランド「エスパシオ」を関する予定で、スイートを中心とした最高級路線を目指していきます。名古屋市の高級ホテル立地補助の認定も受けています。

ナゴヤキャッスル解体完了 工事進む

前回から5か月ぶりの取材です。

現在の様子です。大型のクレーンが2台稼働しています。基礎工事真っ盛りと言ったところでしょうか。工期的にタワークレーンが登場するのはあと半年後くらいですかね。

前回TIADを紹介しましたが、今回はそれに次ぐ高級ホテル認定第2弾です。ホテル内設備としては、バンケットルーム(1780平方メートル×1室、340平方メートル×1室)やレストラン(日本料理、中国料理、スペシャリティ等)やバー、ラウンジ、クラブラウンジが設けられます。またスパ、フィットネスジム、屋内プールなども設置される、国際水準のホテルを目指します。

中を見た様子です。かなり深くまで掘り下げが進んでいるのが見えます。左側に見えているのは切梁です。土留めだけでは擁壁が持たないので腹起しとともに壁を支えます。

右側は乗り入れ構台です。重機などを稼働させる必要があるものの、掘り下げによって機械を載せられない場合に設置される仮設の架台です。

最後は東面の様子です。こちら側は名古屋城ビューとなります。この現場の面白いのはゲートに「一の門」とか「二の門」という名前が付けられていることです。普通は「第1ゲート」とか「東ゲート」などですが、名古屋城の雰囲気に合わせた遊び心のようですね。

賛否両論の完成予想パースが出てから1年経ちました。栄広場がそうだったように、ここもパースの修正はあると思います。そのとき多くの人が賛成するようなより洗練されたものになっているといいなと思います。

完成は2025年の予定です。

シェアする

フォローする