瑞穂スタジアムの解体状況 2022.9

2026年アジア大会に向けて建て替えられる瑞穂スタジアムの解体が始まりました。その様子をお伝えします。

現在のスタジアムは1941年に完成したもので、それを改修したり座席を増設したりしてこれまで運用してきました。しかし流石に戦前の建物ということで老朽化が著しく、アジア大会の節目となる2026年に建て替えられることになりました。

新しいスタジアムは座席数3.5万の2層構造です。中央部にサッカーコート、その周りを陸上トラックが取り囲む、サッカー陸上兼用競技場となります。昨年3月には竹中工務店の案に決定したとのことで、パースも発表されています。

瑞穂スタジアムの解体状況 2022.2

前回から7か月ぶりの取材です。

現在の様子です。久しぶりに言ったらなんとほとんど姿を消しているではありませんか。ここ半年で一気に解体工事が進み、もうかつての様子が思い出せません。

敷地では重機が複数台稼働し、整地作業が進んでいました。6月には名古屋市から新しい資料が出ており、それによると2023年4月から工事、2026年3月完成予定となっています。

敷地はほとんど建物がなくなっています。解体もいったん始まると早いですよね。

ちなみにツイッターでこちらを紹介したところ結構反響がありました。規模が大きい点、一気に更地になってしまった点、そして何よりサッカーや陸上などのスポーツファンの方の関心がかなり高いということもあり、ツイートが伸びたのだと思っています。

周辺にはアジア大会成功に向けたポスターが多数掲示されていました。そういえばもう4年後です。愛知・名古屋の更なる飛躍を願いたいです。まだ建築計画の概要は掲示されていませんでした。

ちなみに今回の計画ではスタジアムだけでなく周辺の公園整備も含まれており、市民が憩える空間、既存樹木を生かした公園、8の字ループのデッキ、曲輪貝塚を中心に遺跡を身近に感じる「大ぐる輪広場」の整備なども予定されています。

ハードだけでなくソフトも力が入っており、スポーツと「健幸」をテーマにした飲食店舗等が集まる「LOOPマーケット」や、公園全体を活用した市民が集う「瑞穂公園感謝デー(仮)」の開催が予定されています。

ついに古いスタジアムが姿を消しました。もう新建物建設目前まで来ています。新しいスタジアムが市民から愛される施設になってほしいですね。

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