伏見の三甲名古屋ビル建設進む 曲線部あらわに

ついに栄広場コンラッドの情報が出ましたね。現在記事制作中ですので今しばらくお待ちください。

今日は伏見の再開発状況をお伝えします。特に駅の南西側のエリアです。このあたりはZXAビルの跡地やら関電ビルやら近鉄ローレルやらいろいろお伝えしてきました。そして前回コートヤードが完成、エリアを徐々に西に移しながら2年以上記事が続いてきたことになります。

伏見のコートヤード・バイ・マリオットが開業

前回から3か月ぶりの取材です。

現在動いているのは三甲名古屋ビルです。納屋橋の北東角に位置する13階建て60m弱のオフィスビルです。以前マハラジャがあったところです。

鉄骨が大幅に伸びてきました。撮影時には9階付近を構築中のようでした。施工は奥村組です。

南から見た様子です。今までは角地が更地というやや寂しい状況でしたが、なかなか立派なビルが出来そうです。

角の曲線部分が特徴的です。こうしてみると西側にあるレトロビル、加藤商会ビルと呼応しているような形状に感じますね。

さて次はすぐ南の納屋橋です。小さな動きがありました。

堀川沿いに建つこの建物、現在は結婚式場やレストランなどとして利用されています。しかし契約期間が来年5月で終わるため、その後継施設に関する提案募集が行われていました。

大きな点としては、提案事業者はこの建物をそのまま活用するか、いったん解体して一から建物を作るかが選べるというポイントがありました。

3件の応募が集まり、審査などを経て、少し前に事業者が選ばれたようです。

引用名古屋市 堀川納屋橋南地区市有地の第二期整備活用に関する事業者の募集について(事業者選定結果)

事業者に選ばれたのは株式会社アリアを代表法人とするグループで、建物をそのまま生かす案を選択しました。施設名称はColors.366(カラーズ サンロクロク)です。飲食、イベントスペース、FM局のスタジオも入るにぎやかな施設となりそうです。

コンセプトは「川と人をつなぐ商業施設」+「つづくデザイン」です。目線に壁を配置せず、店舗の内側と外側の境界をあいまいにすることで来訪者が堀川を意識できるようなデザインとしています。

納屋橋や堀川は貴重な都市の親水空間ですが今一つ活用できていない感がありました。建物の川に背を向けて立っているものが多かったです。しかし徐々に潮流が変わり始め、特徴的な曲線部を川に面するビルが建ったり、ソフト面でもなやばし夜イチなどのイベントは定着してきています。今後この界隈がさらに盛り上がっていくといいですね。

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