モニュメント飛翔 ようやく解体へ

中日新聞は30日、名古屋市がモニュメント飛翔の撤去作業を6月6日から始めると発表しました。リニアに向けた駅前再整備の一環で跡地は広場になることが決まっています。ようやく動きが出てきました。

決定したのはもう数年前だったかと思います。しかし入札の不調などが続いて一向に撤去されることはありませんでした。飛翔の撤去は駅前にゆとりのある広場を作る上で必須です。今回の動きは飛翔がなくなる寂しさよりもようやく一歩動き出したという安堵と期待の方が大きく感じます。

記事によると、作業開始は6月6日から。同日夜から高さ約1.8メートルの仮囲いを設置し、その後モニュメントを覆うように工事用の足場を組みます。

ここまで具体的に情報が出てきているので、次は本当に見納めになりそうです。関西にいる私はもう工事中の姿しか見れなさそうです。

さらにその後の予定として、6月下旬から7月上旬にクレーンを使いモニュメント上部の約10メートルを撤去。9月下旬にかけて残り部分を乗り去ります。工事の際は周辺道路の車線規制が行われます。

飛翔撤去後の駅東をおさらいです。現在のロータリー型は廃止され、三叉路の交差点に再編されます。中央には歩行者中心のゆとりある空間が整備される見通しです。

リニアの開業は見通せませんが、今回の飛翔撤去でもやはりスケジュールが遅れがちになったので、駅前再整備はリニア関係なくどんどん進んでほしいと思います。

ところで中日新聞の最後に気になる記述が。なんとモニュメントは港区の市有地に保管されると出ていました。ささしまの高架下という案はなくなったのでしょうか。いずれにしても保管するという書き方から、モニュメントとして第二の人生を歩むというよりは使い道もないのでとりあえず置いとく、みたいな印象を受けますね。港区の市有地とはどこでしょうか。

ついに撤去が確定的になったモニュメント飛翔。駅前再整備も継続して進み、名古屋駅前の新たな空間づくりに期待したいと思います。

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コメント

  1. みそたま より:

    この広場になる予定の場所に野菜畑が勝手に作られて
    市長は「応援したい」とか、またウケ狙いの事言い出してる。
    じゃあ広場の整備どうするんでしょうかね・・・・。
    そこまで考えてないのでしょう。やれやれ