岩塚には三菱重工の巨大な工場がありました。数年前に売却され、跡地は巨大な物流倉庫になることが決まっています。今年2年に着工したようで、2023年の完成を見込んでいます。
建設するのは、東急不動産、舗装業大手のNIPPO、米国系不動産投資ファンドの「ラサール不動産投資顧問」です。一社ではなく、複数の企業が合同で利用する倉庫になる見込みです。施工は清水建設です。
前回から10か月ぶりの取材です。
敷地西側の様子です。仮囲いの中にはクレーンが林立しているのが見えます。基礎工事が本格的に始まっているようです。
敷地が広く仮囲いが延々と続いているような感じです。私は取材に行くとき基本敷地を一周しますが、ここは半周くらいしかできていません・・・
敷地全体を見た様子です。遠くのビル群が見渡せます。ということは手前は低い建物が多い、すなわち住宅地ということです。住宅地にできる巨大倉庫ということで、物流車両などによる渋滞や騒音などの対策もしっかりされることを期待したいです。
拡大してみた様子です。前回記事にある通り延床面積は35万。中日ビルの3倍、とんでもない規模です。
ただその規模感に対して完成は1年後と早いです。縦に積み上げる超高層と違って倉庫は横長なので早くできます。
最後は敷地南東側のエリアです。大量のクレーンが稼働しており、凄まじい規模の施設になることが実感できます。
よく見ると配筋が結構進んでいるように見えます。敷地内で工事進捗にばらつきがあります。早いところでは夏に入ったくらいから地上部が見え始めるかもしれませんね。
完成は2023年7月の予定です。