延床35万!岩塚工場跡地は巨大物流倉庫

岩塚にある三菱重工の跡地が、巨大な物流倉庫になることが分かりました。既に話題になっており。先日ようやく取材することができたので記事にします。

中村区の南西部には、三菱重工の大きな工場がありました。住所でいうと岩塚町になるようです。最寄り駅は岩塚と八田で徒歩15分くらいの場所です。

2019年三菱重工はその工場を移転させ、跡地を300億円程度で売却しました。この時点で売却先は明らかになっていませんでした。

相当広い敷地ですから何ができるか注目されていました。そして先日、報道や建築計画の概要などから、跡地が物流倉庫であることが判明しました。

現地の様子です。広大な敷地です。都心方面のビル群を見通すことができます。

既に工場はなくなっており、重機が作業しているのが分かります。

4階建てで延床はなんと35万!すごい規模です。清水建設で年末着工、2023年完成予定です。

開発者は米国系不動産投資ファンド、ラサール不動産投資顧問で、倉庫は1企業だけのものではなく複数の企業が合同で使うようです。

正直大型SCにならなくてよかったと思っています。少し南へ行けばきれいな廃墟になった後閉店してしまったイオンモールがあるなど、大型SCは完全に飽和状態です。

となると住宅系の開発になるかとも思っていましたが、それだけではこの広すぎる敷地は埋められないし、と考えていたところまさかの巨大物流でした。

物流は最近注目度が上がっている気がします。巣ごもり生活などで需要が高まっているためです。また地域単位で見た場合、少し前までは首都圏や近畿圏で巨大な物流施設の建設が目立っていましたが、近年では中京圏でもかなり活発になってきていると感じます。最近でも笠寺(三菱系、8万)や弥冨(大和ハウス、21万)など大規模物流施設の建設が進んでいます。名二環の全線開通などで中京圏の道路交通の利便性がさらに向上したのも相まって、今回の建設につながったと考えられます。

少し心配なのは交通の問題です。延床35万ということは相当な数の物流車両(大型トラックなど)が日常的に行き交うことになると思います。しかし周辺を歩いた感じ道路はあまり広いとはいえず、渋滞や騒音などが懸念されます。この辺は大丈夫なのでしょうか?

いずれにしてもこの規模の工事現場はあまり例がなく、どんな雰囲気になるのかも気になるので、ときどき追っていきたいと思います。

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コメント

  1. ノボール より:

    交通整理(使用ルートの徹底)と周辺道路の規格向上は必須になりますね。それがないと、計画自体が飛びかねないほどの反対運動に発展します。
    周辺道路の規格向上(及び歩道空間の整備)は、周辺住民の利益にもなるため、名古屋市に協力を求めながら、愚直にここに投資すれば上手くいくはず。あとは、事業者のやる気次第。

  2. TenTem より:

    その廃墟跡地も何か工事が始まったという噂を聞きました。

    佐屋街道にトラック増えたらちょっと危ないような気がします。上手に運用していく手腕が必要

  3. 天白区の人 より:

    南区の笠寺にある 同じような物流施設「ロジクロス名古屋笠寺(三菱地所が運営)」は延床面積 8万500平方メートルで、岩塚のものと比べると1/4くらいですが、amazon(中継基地としての利用) や 宅配大手のDHL などが入居しています。
    場所は、名古屋高速道路 笠寺出入り口や、国道1号線からも近い場所です。ただ そんなにトラックの量は多くないですね。
    もともとこの場所は、工場が周りに多いのであまり住民の反対運動が起きなかったのもありますが。すぐ近くのマンションの住民は反対していたくらいです。

  4. 中区民 より:

    私もショッピングモールにならなくて良かったと思います。
    名古屋って郊外に相次いでショッピングモールが出来たせいか都心部に無くて郊外まで行かないと買えないもの(最近でいうとGAPやZARA HOME)も出て来てますし大型SC出店によって中心部が廃れるという地方都市みたいなことが起きているように感じてます。 
    ビルのテナントの空きもモールより多いですし