名鉄本線知立駅高架化工事の状況 2022.4

名鉄名古屋本線知立駅の周辺では高架化事業が行われています。知立駅は名古屋本線の特急停車駅であり、三河線の海線・山線の結束点にもなっている重要な駅です。しかし駅自体は高架になっておらず、市街地の分断や渋滞が大きな問題になっていました。

対象となるのは名古屋本線が知立駅を含めた約1.5km、山線が約2km、海線が約1.5kmの区間です。他の高架化と比べて大規模な工事となります。現在は基礎工事が行われています。

名鉄本線知立駅高架化工事の状況 2021.10

前回から半年ぶりの取材です。

ホームから見ます。かなりできてきました。たくさんの柱が並ぶその姿はまるで神殿のようです。

駅を降りて高架付近を名古屋方面に歩いていきます。

高架の下の様子です。施工中ですが歩行者用に高架下を行き来できる通路が確保されていました。

柱梁は他の高架工事に比べて太くしっかりしているように感じます。これが3層の巨大な駅構造を支えます。

道路上にも高架が伸びてきています。2階は名古屋本線。3階は三河線。高架完成で運用しやすい配線になります。三河線特急の話はどうなっているでしょうか。

名古屋方です。ほとんど高架が連続していて一番進んでいます。そろそろ架線柱や機器類も設置されるかもしれません。

知立駅前に戻ってきました。行くたびに更地が増えていると感じます。近々23階建てのタワーマンション計画が動き出すそうなのでまた追っていく予定です。

駅前広場も再整備されるようです。高架化で知立駅前は全く異なる姿に進化しそうです。

次は三河側を見ます。かなり複雑です。こうしてみると2階は思ったより低く、3階は思ったより高い位置にありますね。景色がよさそうです。

最後は三河線と名古屋本線に挟まれた公園のあたりから見た様子です。写真上空を海線の線路が横切る予定ですがまだその工事は進んでいないようです。

完成は2023年の予定でしたが、先日2028年に延期という報道がありました。この状況を見ればそんなものでしょうね。高架化は遅れがちな事業なので驚きはありません。

今後もゆっくり進捗を見守っていきます。

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