JR東海は刈谷駅のホームの拡張工事を行います。利用客数の割に狭い現在のホームを大幅拡張すると共に、エスカレーターの増設や地域交流施設の設置など、利便性の向上が図られます。
計画そのものは2年ほど前に発表されました。下りホーム2022年度完成、上りホーム2024年度完成です。動きが出てきましたのでその様子をお伝えします。
詳細はこちらに記載しています。
ホーム拡張用地に機材などが搬入されて工事が始まる雰囲気です。左に見えるのが現ホームです。これを拡張し、下りホームを12.6mに、上りホームを13.3mにします。
右は名鉄のホームです。
刈谷駅は1日乗車人員が3.6万人という大きな駅です。これは愛知県内のJRでは名古屋駅、金山駅に次いで3番目となります。大曽根や豊橋や一宮でないのは少し意外ですね。
他にも改札レーンを9から11に増設、エスカレーターの新設、コンコースの拡張などの整備もされる予定です。
北口にはアルバックスタワー刈谷ステーション(21階・73.5m)が建っています。低層部商業施設を有する駅直結タワマンです。2021年5月に竣工したばかりです。
駅南側にはアルバックスタワー刈谷駅前(AKARIYA、23階・82m)が建っています。拠点駅として商業施設やタワマンが増えています。
ホーム拡張が完了した後はホームドアも設置される予定です。315系も入ればさらに風景が変わりそうです。
コメント
縁がない人にはなかなかピンと来ないのですが、大企業がゴロゴロある刈谷市は愛知県の中でも裕福な自治体の一つで、中心部は地価も高く家を買うのも一苦労だったりします。市役所もめちゃめちゃ綺麗で、金持ち市であることを実感しまいました。ラッシュ時の混雑は結構なものがあり、利用客からはずっと要望されてたのでしょうね。