中日ビルの建設状況 2022.3

中日ビルは2016年に老朽化による建て替えが発表。2018年末には規模などが判明し、翌2019年3月に惜しまれつつも閉館しました。その後解体工事が行われ、2021年初めに新築工事に着手しました。

新しいビルは33階・158.877mで、旧ビルと同じくらいのボリュームの低層部、中層部にオフィス、高層部にホテルが入居します。2024年の開業予定です。

前回から1か月ぶりの取材です。

ミツコシマエヒロバスからです。2期のタワークレーンがクライミングし、久屋大通側の鉄骨が14階に突入しています。ものすごいハイペースです。

定点から。高層部は南北方向が約70m、東西方向が約45mあります。これが22階まで積みあがります。

縦アングルです。圧倒的なボリューム感ですでに巨大ビルとしての威容が感じられます。この工事中の鉄骨むき出しの姿が好きです。

東側へ行ってみます。低層部の一部では外壁の取り付けが始まっています。こちら側は裏になるので窓も少なめです。

6階までは鉄骨がもう少しだけ南側（左側）に伸びます。パネルがついている部分はこれ以上伸びません。低層部南東角は結構複雑な形になります。また1階は地下駐車場への入り口と車寄せができます。

中日ビルは現在進行中プロジェクトの中で最大の案件であり、大いに期待したいと思います。竣工は2023年夏、商業施設開業は2024年春の予定です。完成が本当に楽しみですね。