2026年アジア大会に向けて建て替えられる瑞穂スタジアムの解体が始まりました。その様子をお伝えします。
現在のスタジアムは1941年に完成したもので、それを改修したり座席を増設したりしてこれまで運用してきました。しかし流石に戦前の建物ということで老朽化が著しく、アジア大会の節目となる2026年に建て替えられることになりました。
新しいスタジアムは座席数3.5万の2層構造です。中央部にサッカーコート、その周りを陸上トラックが取り囲む、サッカー陸上兼用競技場となります。昨年3月には竹中工務店の案に決定したとのことで、パースも発表されています。
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現在の様子です。近くの歩道橋から外観を見ます。敷地の大部分が仮囲いに囲われています。
このあたりは現在の歩道橋の進化形として、段状の人工地盤が整備される予定です。
まだ本格解体までいっていませんが、一部がシートに覆われ、撤去工事が始まるものと思われます。
中の様子です。座席も外されているように見えます。
ちなみにスタジアムの閉場自体は2019年の予定でしたが、新型コロナウイルスの流行により瑞穂がワクチンの集団接種会場になったため、閉場と着工が少し遅れたとのことです。
北側から見た様子です。スタジアムは一周ぐるっと仮囲いに覆われています。
市は昨年7月には、瑞穂スタジアム建設にために設立された、竹中工務店などから成る特定目的会社「瑞穂LOOP-PFI」と事業契約を締結しています。
ついに解体が始まった瑞穂スタジアム。2026年に向けて新しく生まれ変わるのが楽しみですね。