栄の中心では前回お伝えした中日ビルのタワークレーン2基が目立ちますが、矢場町でも大きなタワークレーンが2基稼働しています。高級ホテル補助第1号のTIADです。
また周辺では野村不動産のタワーマンションが増殖中。今回少し南で新たに23階建てタワーマンションの計画も明らかになりました。後半で紹介していきます。
前回から3か月ぶりの取材です。
現在の様子です。ここ3か月で一気に鉄骨建方が進んできました。久屋大通側はかなり複雑な形状をしています。それも相まって建設中の姿はなんだか今にも動き出しそうな巨大ロボットのようにも見えます。
このクレーンは中日ビルに比肩する大きさです。そのため久屋大通沿いには大型クレーン2基の現場が近くに2か所ある状態になっており、賑やかが建設風景が見られます。
黒い点が大量に見えますが鳥です。ムクドリでしょうか?TIADの方面にもたくさん飛んでいきました。
少し北ではプラウドタワー栄パークアリーナが建設中です。三ツ桃ビルの跡地です。18階なのでタワーと言えるかは微妙ですが、久屋大通沿いで60m規模はなかなか目立ちます。
左の道路の左奥には、以前何回かお伝えしましたが、プラウドタワー栄が建っています。こちらは23階建て75mクラスです。
このようにTIAD周辺では野村不動産のタワマンが増えてきています。そして今回、さらに新しい計画が明らかになりました。
フラリエの西側、大通りを挟んだ敷地に23階建てができます。TIADからは300mほど南西です。場所として大須の北側と言った方がいいかもしれません。
高さは77mです。周辺にはこのくらいの高さの建物はないので頭一つ抜ける存在になりそうです。
着工は6月です。工事施工者は未定となっています。完成は2024年くらいでしょうか。
敷地を北東側から。建物が残っていますがこちらも順次解体が進められると思われます。
野村不動産はここ数年、21階~23階建ての小中規模タワマンを都心にたくさん建設しています。これが一番儲けやすいんですかね。今後もプラウドが増えていきそうです。
TIADも一気に建設が進み、見ごたえのある時期です。鉄骨なので勢いが早くあと数か月で最上部に達するでしょう。完成は2023年初夏の予定です。
コメント
22,23Fのタワマンが一番儲かるというより、名古屋は無数の地権者が区画を細分化しているケースが多いので、用地確保のコストを考えるとこれくらいの規模が経営上現実的ということかなと。