規模拡大の栄広場 都市計画の素案が提出!

9月ももう終わりですね。早いものです。今月頭は栄広場とナゴヤキャッスルで大いに盛り上がりました。たくさんのコメントもいただきありがたい限りです。

今月中旬には栄広場の新パースや高さなど詳細情報が出ました。さらに都市計画の素案も提出されたので、改めて記事化したいと思います。

まずビル自体が規模拡大となったのがよかったですね。このご時世でなかなか厳しい中、非常に嬉しい結果です。

高さは36階・200mから41階・210.68m(中日新聞などでは213m)に。5階で10mしか増えていませんがそもそも36階で200mは高すぎなので、設計が進んで妥当な数字になったと言えます。

フロア構成も変わります。ホテルは28階~36階だったのが31階~40階に変更。全166室(うちスイートルーム33室)となることもわかりました。コンラッドの正式決定は発表されませんでした。

延床面積も99500平米が109075平米となり約1万平米増加しています。まさしく規模拡大です。

容積率は2050%(ただしうち50%は中水道施設、地域冷暖房などその他これに類するものの床面積に充てられる)となります。ミッドランドスクエア(1420%)を抜いて過去最大となる新中日ビルの1470%が霞むレベルです。

そしてこちらが新パース。かなりすっきりとした印象です。以前の方が繁華街に建つビルという感じでしたが、今回のものはオフィスビル(それも三菱地所の)という印象を強く受けます。

もっともその影響が出ているのは低層部でしょう。特に屋上庭園の曲線を描いた部分がなくなり、直線主体の現実的な案になりました。南東部側の段々になっていた部分もなくなっています。低層部の遊び心ある空間は楽しみだったのでそこはちょっと惜しいですね。

とはいえ屋上庭園自体がなくなったわけではないですし、ファサードも高いレベルが維持されていると思います。新しいビルを楽しみにしたいと思います。

引用名古屋市 計画提案に係る都市計画の素案の閲覧

次は三菱地所など提出された都市計画の素案を見ていきましょう。上は新ビルの平面図です。

建物は低層部、中層部、高層部に分かれ、それぞれ最高40m、70m、215mに設定されています。これは建設できる限界の数値なのでこの高さで建設されるわけではありません。

L字の低層部は敷地そのまま。壁面はセットバックされますが割と敷地いっぱいに建設される箇所もあります。

中層部は以前のパースでは段々になっていた部分が、やはり新パースのように東側のみの出っ張りに変更されています。その代わり屋上庭園の面積自体は広くなったかもしれません。

高層部は基準階40m×45mくらいでしょうか。ミッドランドスクエアが51.2m四方なのでかなりスレンダーなビルになりそうです。

その他理由書に書かれていることも列挙します。まず市内初の5ツ星高級ラグジュアリ―ホテル整備が明言されています。コンラッドは堅いとみていいでしょう。

大規模シアターも記載がありました。シネコンを導入するのも以前の予定通りなのでこちらも順調に進んでいると思われます。

屋上広場やイノベーション拠点の設置も書かれています。施設の各利用者同士の交流や出会いを生み出す計画になりそうです。

クリスタル広場を始めとする地下街とも接続し、バリアフリーの動線を確保します。東山線・名城線とも繋がる利便性の高い構造になります。

地域冷暖房施設の導入やCASBEEのSランク評価取得も目指します。新ビルは環境性能も優れた建物になりそうです。

大屋根による広小路通の100尺ラインの継承も書かれていました。なので屋根のあるあたりが31mくらいになるのでしょう。東海銀行など100尺ラインは姿を消しつつありますが、歴史を継承していくのは三菱らしくていいと思いました。

最後は現地の様子です。以前ニューバランスがあった場所には、新しい店舗「muta marine」がオープンしています。ファッションやゴルフなどアウトドア系の商品などを扱うようです。赤から青に変わったのが印象的ですね。

私はもう着工まで1年を切っているのでこのまま店舗は入らず、空きになると思っていました。期間限定でもこの一等地に出店したい店舗は多いのかもしれません。

上部にあるビジョンは放映が止まったままでした。こちらは再開しなさそうな雰囲気です。そのまま撤去の準備が進むと思われます。

県のHPでホテル開業が2026年8月であることもわかりました。となると2025年末には建物はほぼ姿を現しているでしょう。

あとは前回書いたことと同じですが、ホテルの正式発表や三菱地所からのプレスリリースを待ちたいです。栄の変貌が楽しみですね。

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コメント

  1. (元) あ より:

    栄に出来るので本当にこれは中日ビルと楽しみ
    早く着工してほしいです

  2. 尾張のおっさん より:

    ●●カメラとかどいてほしい

  3. m より:

    そのへんのオフィスビルみたいになっちゃった

  4. より:

    まんまグローバルゲートやん
    こんなんいらんわ
    広場と空返せよ
    て言われるな
    これじゃあ

  5. しろた より:

    規模拡大のニュースや新たな情報が出て、着々と計画が進んでいるのだなと感じ嬉しくなります。

    ただ新パースでは外観が簡素化されてしまいましたね。
    設計では機能性、居住性、保全性、環境性能や防災面など様々なことを考慮しなければならない。
    さらに関係者間で協議し、現実的な案へ練り上げられていく。
    多少の変更は仕方ないと理解しつつも、外観のカッコよさも重要な要素だと思うので少し残念ですね。
    どうしても数字やパースに一喜一憂してしまいますが、そこが都市開発を追う楽しさでもあります。

    中層部のオフィスから高層部のホテルへと変化していくファサードが好みなのと、頂部の斜めに切り落としたようなデザインが残っていればいいですね。
    あとはライティングで夜を華やかに彩ってほしいです。
    低層部エントランス上部の”N325″は商業施設の名前が入るのかな?

    改めて次点候補のブリリアンカットのデザインが気になりますね。

  6. より:

    この高さで、最初のデザインで行ってほしいが、、
    付加価値を無駄だと考える名古屋再開発ではケチ臭く切り捨てられたんやろな…

  7. 梅田 より:

    市内初の5ツ星高級ラグジュアリ―ホテルとありますけど、マリオットアソシアとヒルトン名古屋は星いくつなんですか?

    あと関係ないですけど、なんで明治屋跡地のリッツカールトンはいつまで経っても発表されないんでしょうか?もし誘致出来ないとかであれば別のホテルと交渉するとか、さっさと別の高層ビル建てた方がこのまま駐車場として塩漬けにしとくよりいいと思うけど…

    • deaha より:

      マリオットホテルもヒルトンホテルも五つ星です。恐らくラグジュアリーホテルが市内初なんだろうと思います。
      マリオットはブランドが沢山あり開業間近のコートヤードバイマリオットは大きく分けて4段階ある中の中級です。
      タワーズに入っているのはマリオットで言うプレミアと呼ばれる種類で高級ホテルでは大抵その上にラグジュアリーという種類があります。そしてコンラッドはヒルトン系のラグジュアリーの内の一つです。

    • 鷲津砦 より:

      そもそも星格付けの基準に絶対的なものがないので、よく○つ星評価が付くホテルブランドという意味合いの肩書きかと思います

      国内ホテルの星格付を検索してみると、コンラッドや天下のリッツカールトンでさえ四つ星評価に留まるものも結構ありますし。

      マリオットアソシアとヒルトン名古屋は、四つ星評価が多いのでないかな

  8. より:

    ここの上層階のホテルブランドはヒルトン系のコンラッドと言う噂ですが進展してるんですかね?
    先週横浜みなとみらいにヒルトン進出が発表され、今日大坂にヒルトン系列のホテルが2つできると発表されました
    しかもその内の1つは日本発進出のヒルトン系最高級ブランドであるウォルドーフ・アストリア
    なんか他都市にどんどん先を越されているような気がする
    名古屋の方も早く正式発表してもらいたいものです

  9. 月野源 より:

    うめきた地区のウォルドーフ・アストリア大阪が発表されたのに栄広場新ビルの高級ホテルが未だに未発表なのはなぜ?コンラッド名古屋ってまだ検討の段階なの?ならいっその事名古屋もウォルドーフ・アストリアでいいんじゃない?

  10. 杢目 より:

    いや、うめきた計画と錦3-25計画に入居するホテルが同時期に開業を予定しているのならまだしも、前者のほうが後者より1年程度早く開業するのだから、そりゃ当たり前では?

  11. 岡本 より:

    「年内にも三菱地所から正式発表がある予定」
    と東海テレビが報じてましたよ

  12. ああ より:

    今まで散々都市計画失敗してきた名古屋市民に「当たり前では」なんて余裕は無いよ
    今回は同じヒルトン系列が立て続けに正式発表されたんだから気が気じゃないでしょ

  13. 杢目 より:

    本計画に限らずですが、プレスリリースは大きく2つの種類に分けることができることが多いかと思います。

    1つ目は、建物を建設しその持ち主となる事業主(ここでは三菱地所をはじめとする企業)から発せられる事業全体に関するもの。2つ目は、竣工した建物に入居する事業者(ここでは商業エリアに入居する各小売店、オフィスエリアに入居する企業、ホテルエリアに入居する運営企業など)からのものです。

    着工はおろか事業主の代表である三菱地所からの発表すらされていない現段階において、入居するホテルからの正式発表を期待するのは、時期早々ではないか?と言いたかったのです。

    と思いましたが、うめきたに関しては事業主から入居ホテルが公表されていましたね。錦3-25の計画も来年初夏には着工予定ですし、コンラッドが入居するかどうかは不明ですが、少なくとも県市の補助金の対象となるようなクラスのホテルができることは間違いないです。

    また県市の補助制度への申請があったということは、計画が着実に進んでいることも意味しています。以上のことからも、焦らず待てばいいのではないかと思いました。近々発表があるかもしれませんし。

  14. より:

    少なくとも県市の補助金の対象となるようなクラスのホテルとは言っても3つ中残りの2つのホテルがアレだしな
    名古屋市民が望んでるのは高級外資でしょ
    リッツも噂だけだったし焦る気持ちはわかるよ

    • ノボール より:

      興和は、ブランドこそアレだが設備は頭抜けてるよ。
      バンケット機能で市内唯一の存在だし、警備の関係もあって恐らく今後も『皇室御用達』のポジションは変わらないだろうから、国内での『格式』も変わらない。

      ホントに独自ブランドで生き抜けるのか心配だけど、無理そうならブランド買ってくればいいし。寧ろ、開業前にそうなってほしい、というのが第一希望。

  15. 杢目 より:

    2020年3月に公表された錦三丁目25番街区市有地等活用事業の事業候補者提案概要において、「名古屋市初となる外資系ラグジュアリーホテル」と明記されていたはずです。

    そして2021年9月、新聞各社の報道により同計画で建設される超高層ビルに「コンラッド」が入居を検討していることが判明しましたから、三菱地所をはじめとする事業主が、当初の提案通り外資系ラグジュアリーホテル誘致に対する意欲をみせていることが窺えます。

    「コンラッド」かどうかは保証できませんが、外資系高級ホテル入居の可能性は極めて高いのではないでしょうか。年内正式発表という報道もありますから、焦らず待ちたいと思います。

    また私も、名古屋市内における高級ホテルの少なさは以前から危惧してきました。というか世界でも有数の大都市であるのにも関わらず、市内最高級レベルのホテルが「マリオット」であり、いわゆる国内御三家(帝国・オークラ・ニューオータニ)は未進出という現状に極めて大きな疑問を持たざるをえません。

    愛知県高級ホテル立地促進事業費補助金についてですが、認定数に上限はありませんから、外資・日系問わず、多くの事業者さんに申請していただきたいところです。

    ちなみに認定済みの他二事業についてですが、株式会社日本セレモニーの案件は、狙って建てたと言わんばかりの補助制度を有効活用した好事例と評価しました。そして株式会社ナゴヤキャッスルの案件は、名古屋の老舗名門ホテルの後継にふさわしい風格あるホテルになることを期待しています。

    一方で高級ホテル(日本では特に外資系)は都市力の一端を担いますから、都市間競争の観点からも、補助金制度を創設してあとは民間の申請待ち、ではなく行政が危機感をもって積極的に誘致すべきだと考えています。

  16. 杢目 より:

    ナゴヤキャッスル跡地のホテルは日系の最高級ホテルであってほしいという気持ちはありますが、それが興和独自ブランドである必要はないので、御三家のいずれかが買ってくれればなぁというのが本望です。

    これから興和が他地域でも「エスパシオ」ブランドを展開、育て上げて、いずれは御三家に並ぶ日系名門になるという可能性が無いとは言い切れませんが、たとえあっても相当年数先の話ですからね。

  17. 杢目 より:

    muta marineですが、既に閉店・退去済みでした。
    管理人さんの仰る通り、企業側がたとえ約1年という超短期間でも入居したいと思えるほどの超一等地であるという証でしょうか。新ビルの完成、そして新ビルが栄という街をどう変えるのか、今から楽しみです。