国際センター周辺では複数の中規模再開発が進行中です。今回、2つの再開発で建築計画の概要が掲示されたのを確認しました。順にみていきましょう。
この界隈をお伝えするのは4か月ぶりです。
まず、国際センターと丸の内の中間くらいで工事中なのは三菱地所の中規模オフィスシリーズCIRCLES。成長企業向けの11階建てオフィスです。
前回は着工したばかりでしたが、既に基礎工事はほとんど終わったようで、これから地上鉄骨が見えてくるものと思われます。
延床面積も2500平米程度とそれほど大きくないので今後も工事は早く進むでしょう。2022年5月完成予定です。
国際センターの方に歩いて第三銀行跡地。解体されて見事に更地になっています。
建築計画の概要です。13階建て60m弱のオフィスビル。これは朗報ですね。大和ハウスということでマンションの可能性もあり得た中オフィスとなったのはよかったです。容積もいっぱいいっぱいです。
さらに駐車場との一体開発という点も嬉しいです。やはり見栄え的にも運用の面からも街区一体というのは重要です。あとはデザインに期待したいです。
さらに西へ。前回塗装工事とあった花車ビルは足場がなくなっていました。
次は第2三交ビルです。かつてのビルの解体がほとんど終了しました。左奥に第1三交ビル(名古屋三交ビル)が顔をのぞかせています。
右奥のタワークレーンは名古屋ビル東館。こちらは近日レポート予定です。
14階建てオフィスとして予定されていた同計画。こちらも建築計画の概要が掲示され、細かい数字が判明しました。
高さは60m弱です。最近は都心に60m級が多く建設されていますね。先日お伝えした富士ソフト、先ほどの名古屋ビル東館、マハラジャ跡地などなど・・・
そして延床は2万強となっています。これは最近の60m級の中では最も大きいです。第1三交ビル(名古屋三交ビル)の倍でもあります。
パースなどはこちらから。もしかしたら近々着工に伴って修正のパースが出るかもしれません。完成は2024年の予定です。
コロナ禍ではありますが、オフィス供給は堅調に続いています。特にこの辺の桜通沿いには古参ビルがまだまだ多いので、新しい計画も出てくることでしょう。今後に期待したいです。