三交不動産が14階建てオフィスビル建設

4月23日、三交不動産は名駅に(仮称)第2名古屋三交ビルを建設すると発表しました。用途はオフィス、規模は14階建て延床面積2万平米強です。完成は2024年の春を目指します。

場所は大東海ビルの北側です。街区の西側3分の2程度の敷地2700平米程度が用地になります。

コロナウイルスで暗澹としている中で明るいニュースが入ってきましたね。今回はその(仮称)第2名古屋三交ビルの詳細をお伝えしていきます。

引用三交不動産プレスリリース(PDFファイル)

建物西側から見た完成予想図です。なかなかいいですね。桜通から北へ一歩入った裏通りはほとんどが低層雑居ビルかビジネスホテルです。このような最新オフィスビルは目を引くことでしょう。

規模は14階建てで延床面積は2.1万平米程度です。1階は商業店舗、2階以上はすべてオフィスとなります。高さは65m程度と予想されます。

三交不動産は本拠地が三重ですし、オフィスをメインで開発している会社ではありません。また、今回の敷地は桜通沿いではなく裏通りです。さらに最近はコロナウイルスでこの状況。そんな中での14階建てオフィスビルの建設計画は素晴らしいです。また投資金額も95億円と、完成した三交ビル50億円の倍近くです。

パースと同じ方向から見た現地の様子です。敷地には結婚式場「THE GRAND CREER」や三交不動産が管理している駐車場などがあります。今年8月から解体に着手するとしています。

よく考えると名駅は三菱倉庫や三井ビル北館、ノリタケイオン完成後オフィス計画があまりありません。今回の計画はその穴を少し埋めることができそうです。

桜通からのパースです。右が開業したばかりの三交ビル。そして左が新規に建設される第2三交ビルです。

2つの三交ビルの誕生によって、周辺地域を含めた防災性と機能性が向上し、リニア中央新幹線予定駅周辺の新たな都市景観も創出され、更なる地域活性化が進みます。

同じ方向から見た現地の様子です。第2三交ビルは大東海ビルの左側にしっかり確認できる大きさになります。

こうなると手前の大東海ビルもやはり再開発の期待がかかります。コロナウイルスの状況を見極めて、いつか計画が具体化することを願いたいと思います。

なお、右の三交ビルの開業レポートは次回の記事でお伝えします。

正直、コロナウイルスで当分明るい話題はないだろうと思っていました。今回の計画はそんな暗い気分を少し明るくさせてくれました。あとは第2三交ビルがなんとか形になればと思います。

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