世界のゲートウェイへ!再開発進む品川

今回は東京編です。以前駅東のリニア用地の記事でお伝えした通り、リニア始発駅となる品川の様子をお伝えします。当ブログでこのエリアを特集するのは初めてですね。

またすぐ近くには山手線新駅の高輪ゲートウェイが存在しています。ここではJR東日本が壮大な再開発構想を計画しています。世界のゲートウェイに変貌しつつある品川、高輪周辺の様子をお楽しみください。

写真は4月上旬のものです。少し古いですがご了承ください。6月末くらいには載せようと思っていたのですが、ここ最近結構新ネタが続いて遅くなってしまいました・・・

品川は東京南部のビジネスエリアです。特に東口は品川インターシティなどの高層オフィスビルが林立しています。遊びに行く場所というイメージはあまりありません。

ただし乗り換えの場所としてイメージは強いです。各在来線や京急が乗り入れており、品川は南部の一大ターミナルとなっています。

そこに新しくできるのがリニア新幹線。東京側のターミナル駅は東京でも新宿でもなく、ここ品川になります。西口にはこのような巨大看板が掲示されており、JR東海の力の入れようが分かります。

そんな大ターミナルの駅舎はこちら。パッとしません。特に奥の高層ビル群との対比で余計そう感じます。駅前広場も雑然としていて狭いです。乗降客数を考えると立派とは言えません。

しかしこの付近は国家戦略特区事業により生まれ変わることになっています。まず駅から巨大な人工地盤を整備、交錯している歩行者と道路交通を分離します。曲線を多用したデザイン性の高いものになるでしょう。

乗り換えも便利になります。新たな人工地盤と同じ高さレベルに改札口ができる予定で、利便性が劇的に向上します。

さらに建物も建て替えが想定されています。パースに薄く描いてあるのがそれです。ただしまだ詳細は明らかになっていません。

品川駅内部も洗練された雰囲気に変貌します。現在朝を中心にコンコースや通路が混雑(品川駅の利用客数は1日100万人超、名古屋駅に迫る水準)していますが、それを大幅に拡張することで、混雑緩和を図ります。

駅自体もホーム拡張などが行われ、便利になります。かつては京浜東北線から山手線に乗り換えるのに上下移動が伴いましたが、ホームを拡張、再編することにより、対面で乗り換えできるようになります。

品川に地下鉄を乗り入れるタイムリーな話も出てきています。南北線を白金高輪からここ品川まで支線のような形で延伸する計画です。大ターミナルにも関わらず品川には地下鉄がありません。これができれば地下鉄各方面とのアクセスが改善されます。

東京メトロは「これ以上新線は建設しない」としていましたが、上場に伴う株式の売却と国の資金援助により、有楽町線の延伸と並んで新線が建設される方向に動き出しました。

西口では新たな再開発も進みます。こちらはシナガワグース。30階建てホテルを核とする複合商業施設です。

これが建て替えられ、30階弱の高層ビルになります。高さは150m弱くらいでしょうか。京急とトヨタによる共同事業で、2024年前後の完成を目指します。トヨタにはぜひ名古屋市内への大型投資もお願いしたいですね。

さてここからは品川からほど近く、高輪ゲートウェイを見ていきましょう。駅舎はアオーレ長岡でも紹介した隈研吾氏監修の木材とガラスがうまく組み合わさった都会的な見た目です。

しかしこの駅を降りても現在周りにはほとんど何もありません。高輪ゲートウェイ周辺はこれから再開発されるエリアなのです。

JR東日本はこの駅を中心に高層ビル4棟を計画。商業やオフィスなどの機能が入ります。JR東は「グローバルゲートウェイ品川」をコンセプトに、国内外から先進的な企業と人材が集い、多様な交流から新たなビジネス・文化が生まれるまちづくりを目指します。

南(左)から順番に30階・164m、30階・164m、31階・166.79m、45階・173mです。高さが抑えられているのは羽田空港が近くにあり高さ制限があるためです。

もともとここには巨大な車両基地がありました。それが東北縦貫線の開業などで車両運用を効率化、基地機能を縮小できたので再開発が可能になりました。乗客は直通運転で便利になり、遊休地の発生で再開発もできるというJR東の壮大な計画なのです。

まだまだ工事は始まったばかりです。全体が完成するのは2025年の予定です。

一時期、明治期の鉄道遺構が見るかったため工事が中断されました。歴史的にも貴重な遺産のため保存すべきとの声が上がり、再開発を推進しつつ一部保存されることで決着しました。

今は陸の孤島状態なので改札もここの1か所しかありませんが、再開発に伴って増設されるかもしれません。

さらにすぐ近くでも再開発は進みます。高輪ゲートウェイから3分くらいの場所にあるこちらのビル群は、すべて取り壊されてる予定です。

その後は一体集約化し、30階・145mの高層ビルに建て替わる見込みです。低層部がオフィス、上は住宅です。

泉岳寺エリアでも今後リニア品川開業や高輪ゲートウェイの波及効果でさらに再開発計画が出てくるものと思われます。

最後に高輪ゲートウェイ付近の現在の様子を別の視点で。こうしてみると本当に何もないエリアであることが分かります。これがあと5年くらいで立派な街になるのですからワクワクしますね。

品川は今は遊びに行く場所や何かの目的地にあまりなっていません。ですが、今回お伝えしてきたように、駅周辺では再開発が勢いづいています。高輪ゲートウェイ付近では人々が楽しめる、目的地となるような空間が出来上がるかもしれません。JR東日本は特にそういった方面に力を入れている印象があります。

また、リニアが開業すれば利用客はかならずここで列車を降りる(乗り換える)ことになります。さらに先ほど述べた地下鉄新線計画も。それだけ利用客が増える可能性があり、チャンスがあるということです。今はやや控えめな印象の品川ですが、今後は注目のエリアになりそうです。

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コメント

  1. 中区民 より:

    これくらいの勢いが名古屋駅にも欲しかったです