名鉄瀬戸線喜多山駅高架化工事の状況 2021.3

名鉄瀬戸線喜多山駅付近では高架化事業が行われています。対象となるのは喜多山駅前後の1.9kmの区間です。この区間には瀬戸街道、国道302号線という2大ボトルネックが存在するため、高架化はその解消が主目的です。さらに高架後の喜多山駅は2面4線となるため、瀬戸線で初めて待避設備を擁する駅になります。

今回も小幡駅から喜多山駅に向かって歩いていきます。順番に写真を載せていきます。

名鉄瀬戸線喜多山駅高架化工事の状況 2020.9

前回からちょうど半年ぶりの取材です。

小幡駅から瀬戸方面を望遠で見た様子です。高架躯体はほぼ完成しているように見えます。あとはバラストと線路をひいて設備類を設置する段階です。

順番に見ていきます。まず小幡駅を出てからゆっくりと高度を上げていきます。このあたりでは下をくぐる道路も高さ制限がきつめです。

さらに歩くと高架がもう少し高くなってきます。駅から500mほどですが、この辺りまで来ると一部の大型車を除けばほとんどの車が通れる高さになります。

さらに東へ。高架が上りきりました。もう少し行くと並行している瀬戸街道を越えるために左にカーブしていきます。

瀬戸街道です。高架化区間で302号線と並ぶボトルネックです。片方高架になるだけでも渋滞低減に効果があることでしょう。

瀬戸街道を越えたら右カーブであとは喜多山駅に向かって直線です。この状況を見ていると今年中には高架線移行ができそうだと感じます。

さらに進むと高架線の幅が2線になります。ホームは2面4線+留置線なのでここで幅が広がります。

高架下のスペースも結構大きいので何か有効活用できそうです。大規模なのは難しそうですが生活に便利な店舗ができるといいですね。

ここから2線幅です。あとは300mほど行けば喜多山駅に到着です。

仮ホームから見た様子です。高架下では階段などの整備が進んでいました。上り線高架移行した後、今立っているホームは取り壊され、跡地に下り線高架が建設されます。そのために鉄筋が手前に飛び出しています。

そういえば名鉄は5月22日からダイヤ改正を行うようです。それによると瀬戸線は昼間の急行がなくなるみたいですね。あと2カ月で高架移行は無理だと思うので、のちの高架移行のタイミングでまた改正はあるのでしょうか。

完成は2023年度の予定です。

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