新中日ビル起工式!低層部屋上には広場も

1月30日、新中日ビルの起工式が行われました。2019年4月から始まった解体工事が終わり、2月から新ビルの建設に移行していきます。また今回いくつか新たに分かった情報もありますのでまとめておきます。

中日ビルの解体状況 2021.1

最新の工事状況はこちらから。

中日新聞によると、新ビルは31階建てとしていたのが設計を詳細化した結果、機械・設備フロアも階に数えることとして地上33階になったとのこと。これは昨年10月に建築計画の概要が掲示された際の考察と一致します。

高さは約160mとあるので、こちらも考察通り看板の158.877mが最高部でしょう。

2023年夏の竣工、2024年春の開業を目指します。おそらく2023年中にオフィスの入居が始まると思います。

引用中部日本ビルディング ニュースリリース(以下の資料も同様)

こちらが新ビルのパースです。大きくは変わっていません。最大の変化は7階屋上広場。従来のパースでは回転レストランを模した円形の構造物がありましたが、それがなくなっています。開放的な広場に変更されました。

屋上広場には名古屋テレビ塔や久屋大通公園の眺望を楽しめるよう階段状のデッキがつくられます。円形の構造物こそなくなりますが、旧ビルの特徴だった回転展望レストランの役割を受け継いでいます。

詳細断面図です。少し解像度が悪いですがご了承ください。3階までが商業、4階5階が来客型施設、6階が会議室やホール、9階~22階がオフィス、24階~32階がホテルとなります。その他の階に機械室などがあります。

中部日本ビルディングの社長は「着工後は、本格的に(テナントを誘致する)リーシングを開始する。多くの人たちが集い、楽しめるよう、このビルに命を吹き込む作業を精力的に進めたい」と意気込んでいます。

ついに栄も超高層時代に突入します。その先陣を切るプロジェクト、完成が楽しみですね。

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