名鉄瀬戸線三郷駅周辺で計画されている再開発の詳細が判明しました。尾張旭市は三郷駅前地区に関する都市計画(案)の市民説明会を開き、三郷駅前地区市街地再開発準備組合が施行する第1種市街地再開発事業の概要などを説明しました。
それによると、駅の南の街区を第1期事業とし、組合施行の再開発ビル建設と南口駅前広場整備、市による駅舎改修・自由通路整備、道路拡幅などを実施する予定です。再開発ビルは22階建てタワーマンションが核として建設されます。
引用三郷駅周辺まちづくり計画(PDFファイル)
こちらがそのパースです。敷地は1.1haあり、現在老朽化した雑居ビルなどが多い土地を、マンションや駐車場、商業などの3棟に集約します。総延床面積は3~3.5万程度になります。
今後協議を進め、8月にも都市計画決定する予定です。決定後、準備組合は21年度内に再開発に協力する民間事業者の募集を始めます。その後24年度着工、29年完成予定です。
以前は17~18階くらいの案が出ていたと思いますが規模拡大したのでしょうかね。いい傾向ですね。今後追跡取材していきたいと思います。
再開発のコンセプトは、「ひとと共存」「緑と共存」「時代と共存」となっています。イベント等の多様な利用が可能な空間や多様な世代が利用可能な地域交流施設、昼も夜も気軽に集える店舗が計画されています。また、緑豊かな広場空間に広場と施設をつなぐ屋根やデッキ、誰もが安心して利用できる憩いの空間や多世代が利用できる学び・交流の場、地域の核となるコミュニティ拠点施設も整備されます。
駅の北側は第2期事業として広場や住宅を整備する予定です。こちらはまだパースは出ていません。
郊外拠点駅前の再開発は名古屋圏でもここ最近活発になってきていましたが、ついに名鉄瀬戸線にもその流れが来ましたね。
ついに動き出す三郷駅再開発。おしゃれな商業施設の登場で駅前拠点性がさらに高まり、鉄道中心型のまちづくりが進むといいですね。
コメント
三郷駅西を通る県道75号線をアンダーパスするなりと
道路を鉄道の空間分離をしてほしいものです…。