名鉄犬山線布袋駅高架化工事の状況 2020.11

名鉄犬山線布袋駅付近では高架化事業が行われています。対象となるのは布袋駅を含めた1.4kmの区間で、これにより同駅が高架化されます。また長年問題になっていた国道155号と交差する踏切が解消され、渋滞が大幅に改善する見込みです。

布袋駅は2017年6月10日より上り線の高架化が完了し、2020年5月30日に下り線も供用開始。これにて駅施設の高架化が完了しました。

名鉄犬山線布袋駅高架化工事の状況 2020.6

前回から5か月ぶりの取材です。

下り線から北西を見た様子です。跨線橋やかつてのホームは解体され、仮線は跡形もなく撤去されました。跡地には留置線が建設されます。

一部では留置線建設のための基礎工事が始まっているようです。この姿からはここに仮ホームがあったのが想像できませんね。

北側から見た様子です。留置線ができるために既存の高架がつぎ足しできる形になっているのがよくわかります。

北側を見た様子です。仮線の用地が残っています。おそらく道路が整備されるものと思われます。

最後は駅の東側の様子です。駅前なのに何もないという状況ですが、以前ここに工場があったためです。今後は区画整理が行われ、商業施設ができます。

布袋駅の利用客数は近年増加傾向のため、駅前に核ができることで、さらに鉄道中心の街づくりが進みそうです。

引用江南市 布袋駅東複合公共施設整備事業について

建物内には公共施設として図書館、子育て支援施設、交流スペースなどが含まれます。またスーパーや物販なども入り、賑わいの拠点になりそうです。2023年4月の開業を目指します。

今後は留置線の建設とこちらの商業施設の進捗をレポートしていきたいと思います。高架になって生まれ変わった布袋駅ですが、今度はその周辺も変わっていきそうです。楽しみですね。

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