刈谷駅ホーム拡張へ 周辺にはタワマンも

JR東海は刈谷駅のホームの拡張工事を行います。利用客数の割に狭い現在のホームを大幅拡張すると共に、エスカレーターの増設や地域交流施設の設置など、利便性の向上が図られます。

愛知県内の在来線で一番利用客が多いのは言うまでもなく名古屋駅です。2番目は金山駅、これも簡単です。では3番目はどこでしょうか。自治体の規模的には豊橋とか一宮、あるいは大曽根あたりが思い浮かびますが、意外にも刈谷駅なのです。

刈谷はデンソーなどトヨタ系の大企業が多いため、利用客も多くなっています。人数(乗車)にして3.6万人ほど。そのためホームの拡張が急務であり、ホームドアも設置される予定です。

現在の様子です。確かに県下3番目の利用客数を誇る駅としては若干狭い気がします。幅にして7mないくらいです。これを拡張し、下りホームを12.6mに、上りホームを13.3mにします。

工事は今後行われる予定で、下りホーム2022年度完成、上りホーム2024年度完成です。またその1~2年後、ホームドアも設置される予定です。

コンコースから見おろした様子です。左は名鉄三河線の海線です。刈谷駅で乗換ができます。駅利用客数はJRの半分以下ですが、決して少ない数ではありません。

引用JR東海プレスリリース

拡張後の刈谷駅の様子です。現在は名鉄との間に使われていない線路やホーム跡がありますが、それらの用地を利用して拡張が行われます。

他にも改札レーンを9から11に増設、エスカレーターの新設、コンコースの拡張などの整備もされる予定です。

刈谷駅周辺では近年タワーマンション等の整備が相次いでいます。駅南側にはアルバックスタワー刈谷駅前(AKARIYA、23階・82m)が2016年に完成。現在は北口にアルバックスタワー刈谷ステーション(21階・73.5m)が建設中です。共に刈谷に本社を置くアイシンの開発案件です。

といいながら肝心の写真を撮り忘れてしまいました。申し訳ありません、今度追加しておきます。

発展の続く刈谷駅。少し先の話ではありますが、安全性と利便性が大きく向上することになりそうです。

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コメント

  1. ノボール より:

    個人的に刈谷駅周辺で特筆すべきと思う施設は、刈谷市総合文化センター。
    駅からはデッキ直通で、施設規模もそこそこあるので、名古屋地区のホール不足緩和に貢献してる。