久屋大通公園リニューアル工事の状況 2020.1

久屋大通公園は、2020年7月に向けてリニューアル工事を実施中です。テレビ塔の南には水盤をつくり、両側に店舗を配置。多すぎた樹木も適正な数に減らし、明るく賑わいのある都心空間の創造を目指します。

久屋大通公園リニューアル工事の状況 2019.7

前回から半年ぶりの取材です。

公園立入禁止になってから1年。工事が進み、いくつもの構造物が姿を現してきました。

公園に建物がある景色がちょっと新鮮です。高さは樹木と同じくらいの2階建て程度に抑えられています。

テレビ塔もリニューアルが進行中。新たに完成するホテルは9月1日に開業予定です。地元の企業が運営し、スイートの部屋は1泊10万円を超えるとのこと。レストランなども整備されます。

仮囲いの中を見ると配筋がなされているのが分かります。まだまだこれから建ち上がる建物もあるようです。そろそろテナントの発表もあるでしょうか。

テレビ塔北側でも工事は進んでいます。右側の東桜と合わせてこの付近の姿は大きく変わりつつあります。

そういえば今回の再整備にあたり姉妹都市のモニュメントを撤去するという話がありました。劣化が進んでいるのが原因だそうですが、久屋大通公園には「ロサンゼルス広場」などもあったと思うので、できれば姉妹都市関連のものは何らかの形で残してほしいですね。

姿を変えつつある久屋大通公園。これまで都心の貴重な緑地空間でありながらあまり活用されてきませんでした。生まれ変わった姿が楽しみです。

コメント

  1. より:

    毎夜、又は休日に3、40軒くらいの屋台やキッチンカーのスペース作ってくれると名所になりそうだけどなぁ

  2. クスノキの遺言 より:

    「いくつもの構造物が姿を現してきました」って、元々ここは公園なんだ、勝手に商業施設にするなよ。「テレビ塔の南には水盤を造り・・・」って、水面に映る塔の構図はパリやワシントンDCに昔からあるよ、真似するなよ。わざわざロスから運ばれてきた岩石でできた噴水広場も粉々に壊したね。「貴重な緑地空間」まさにその通りだよ、どこかで見たようなショッピングモールやフードモールを造る為に、元々君たちより長生きする僕らを伐採するなよ。もう夏の灼熱の太陽から君たちを守ってあげる事はできなくなったし、二酸化炭素を吸収して酸素を提供する事も出来なくなったよ。残った仲間たちもエアコンの排熱や建物の陰でやがて弱っていくだろうね、その時本当に困るのは君たち人間だよ。

    • ノボール より:

      その通りで、元々『都市公園』なんです。
      原生林でもなければ、里山ですらないんです。人が、人のために作った緑の空間です。
      どこのイタコをご利用になって、一部の伐採された木々の声を聞かれたかわかりませんが、
      もう一度違うイタコの方にご依頼されてはいかがでしょうか?

      一部の木を伐採するのは、木自身のためであり、公園を利用する人々のためです。
      過度な繁茂は、人の利用を遠ざけるばかりか、木の健康や、木の下の環境を悪化させます。
      過度な繁茂は木の光合成の制限要因となりますから、減らしたほうがいいこともあります。
      これは、ヒートアイランド緩和の要因、蒸散による気化冷却でも同様の結果となります。
      過去のような、無駄に上下の移動を強いられる移動空間は、バリアフリー社会に適合しません。
      ここは都市公園で、人のための空間ですので、そうしたことに配慮するのは当然です。

      不思議なことに、ここにおける『人工的自然』の『管理(彼らは破壊というが)』に
      文句を垂れる方の多くは、市全体の緑被率が低下し続けていることや、そうした現実が
      市の郊外を中心に起こっていること、また街路樹の多くが小さく、緑被率の面ではマイナスに
      なることには無関心です。つまり、目立つとこに言及して溜飲を下げるだけの偽善者です。
      本当に、真剣に植物のことを考えず、捉えられず、人にも配慮できないから、偽善ですらないかも。

      あぁ、いよいよ我慢ならず、マジレスしてしまった。管理人さん、消しといてもいいですよ。