正月はいかがお過ごしでしょうか。今年は明日が土曜日のため休みが長い方が多いかもしれませんね。私は5日まで休みで6日から東京へ出向きます。時間があれば取材をして久しぶりに東京の記事を作るかも知れません。
元日にもお伝えしましたが、今年は去年以上に栄の動きが多い年です。ということで400記事達成記念も合わせてヘッダーを変更、いつもの名駅ビル群ではなく栄にしてみました。
さて、新年恒例の考察記事。今年のテーマは名城線・名港線の接近メロディです。いつも私がこれについて思っていることを書きます。それほどたいした内容ではないですが・・・
名古屋市営地下鉄では列車の案内時に接近メロディが使用されています。上飯田線以外の5路線で方向別に使い分けされているため、合計10種類の曲が存在します。私が思うのは名城線・名港線の接近メロディです。
現在、名城線では右回りに「サークルポイント」が、左回りに「ランディング」が、接近メロディとして使われています。また名港線では名古屋港行きに「ハッピータイム」が、金山方面に「海」が使われています。つまり路線ごとに音楽が変わります。
例えば栄にいたとします。そこでは1番線で流れる曲は行き先に関わらず必ず「ランディング」です。私はこれを少し変えて欲しいと考えています。
具体的には名城線内でも名古屋港直通には「ハッピータイム」を使って欲しいのです。こうすれば、栄など名城線内の駅でも音楽だけで左回りなのか名古屋港行きなのか分かり便利になります。名港線内は名古屋港行きしかないのでそのままです。
同様に途中駅止まり(主に大曽根)の場合には「海」を使って欲しいのです。こうすれば栄にいたときに音楽だけで砂田橋や本山方面に行けるか分かります判断できます。
私はこれを5年くらい前からずっと思っていました。せっかく音楽が2種類あるのだから、路線で分けるのではなく、行き先で分けたほうが便利になると思うのです。同じ考えの方はいらっしゃいますかね?
同様の理屈で鶴舞線で赤池と豊田市で音楽を分けるのも良さそうです。上小田井とその先(岩倉、柏森、犬山など)で、というように分けてもいいでしょう。
また、回送や試運転など客扱いをしない電車の専用音楽も導入してもいいかもしれません。これは全路線共通です。
まあ上記の場合は新たに音楽を作らなくてはならず、単なる願望レベルですが、まずは交通局内で完結して新たに曲も用意しなくて良い名城線・名港線だけでも変更されるといいなあと思います。特に発車票とアナウンスの更新も進行中なので、合わせて変更してくれないですかね?
というわけで簡単ではありますが、新年の考察記事でした。次回からは通常通りレポート型の記事をお送りします。
コメント
私は、なぜ音の専門家があの様に長く複雑なメロディを採用したかが不可思議です。どの路線でも同じことが言えますが、「サークルポイント」と反対方向の「ランディング」が同時になった時の不協和音といったら・・・思わず「ボクはイヤだ!」と叫びたくもなります(笑)。
私も管理人さんの音をサインとして使うべきという意見は賛成で、そのためにももっと分かりやすく明快で、不協和音にならない様なシンプルな音階にすべきだと思ってます。
神戸市営地下鉄海岸線などはとても好例でした。
メロディは駅ごとにしないのでしょうか
関東や関西だと、春日部駅はクレヨンしんちゃん、秋葉原駅はAKB、新今宮駅は新世界より、鶴橋駅はヨーデル食べ放題等、その地域にちなんだメロディで楽しいです
ホーム柵(一般的に「ホームドア」と言われますが)が導入される今、あの接近音は必要でしょうか?
名古屋の地下鉄ホームでは(チャイム無しでいきなり案内放送)→2点チャイムの後…→現在の路線ごとのメロディ(当初、JRの発車メロディを試行しましたが)…と変遷してきました。しかしホーム柵がある以上、車両の接近喚起自体、最小限でよいと思うのですが…。
「デザイン都市宣言」として以降も、名古屋の地下鉄はピクトグラムや表示の不統一や、ワープロ打ちや手書きの張り紙がベタベタと貼られ、剥がした痕も壁面に四角く残っていたりして、とても汚らしい(汚い、ではないです)、“音のデザイン”にも鈍感です。
あのメロディはホーム柵設置路線から順次無くしていいのではないでしょうか?
東山線の藤が丘方面のメロディとか大好きですけどね。たまに帰省したときに地下鉄に乗って聞くと、名古屋帰ってきたな〜って感じがします。
名古屋地区の電車に乗ると接近・発車ジングル類があまり流れないので少し違和感がありますが、JR東海が構内放送での発車ジングルを禁止しているそうですから仕方ないですね。
首都圏では国鉄時代からある新宿駅での発車音が不評でJRになってから
現在の発車メロディが考案、実施され各駅に広まったようです。恵比寿駅の「第3の男」(エビスビールのCM)、宿河原駅・登戸駅の「キテレツ大百科のテーマ」(藤子Fミュージアムの最寄り駅)なんかは親しみが持てますね。
私が今住んでいる大阪では特に大阪環状線各駅にまつわるメロディが流れます。大阪駅では「やっぱ好きやねん」(地元のレジェンドやしきたかじんに因んで)、新今宮駅は「ドヴォルザークの新世界」(通天閣のある新世界地区の最寄り駅)、鶴橋駅「焼肉食べ放題」(コリアタウンに因む)、弁天町駅「線路は続くよどこまでも」(旧鉄道博物館があった)などなど・・・
名古屋なら例えば千種駅は「庭の千草」、熱田か神宮前駅は「宇宙戦艦ヤマト」(草薙剣の日本武尊)、鶴舞駅は「剣の舞」、亀島駅は「もしもし亀よ」とかでもいいかも
ただ、ここ最近、乗降促進ジングルが駆け込み乗車の原因ではないかと言う説も出始め、名古屋地区のような車載メロディに切り替えたらどうかという話もあるようです。
この存じかと思いますが一応フォローしますと、JR東海ではベルを車載オルゴールで代用しています。ただ、運用はよくわからず、駅によって使ったり使わなかったり。
また、到着告知には汎用的な(東武などと共通の)メロディ音を用いてますし、新幹線の東京駅では旧のぞみチャイムを発車メロディに用いたりしています。
もっともオールドファッションな企業で、質実剛健な社風から考えても今後もメロディが増えるとは思えませんか。