多治見駅南地区再開発の解体状況 2019.9

多治見駅南地区再開発は、その名の通り多治見駅の南エリアで予定されている再開発事業です。既存の商業施設や低度利用されている駅前の土地を集約化し、新たにホテルやタワーマンションを建設する計画です。

規模はホテル12階建て、タワマン29階建てです。当初24階で予定されていましたが、何度かの計画変更を経た後、最終的に29階建てに規模が拡大されました。高さは不明ですが、100m級になると思われます。

引用多治見駅南地区市街地再開発組合

完成予想図です。公式サイトでは27階建てのものから情報が更新されていないようですが、新聞報道があったため29階建ては間違いないと思われます。それに伴ってパースも変更になっていると思われます。

手前が中央線で右側が名古屋方面です。ご覧の通りかなり広い敷地に大規模な施設が建設されます。駅前に近いほうから順にロータリー、商業施設、駐車場、タワーマンションとなっています。

駅から敷地を見ます。右が多治見駅、左はスーパー「パワーズ」などが入る商業施設の「プラザ・テラ」です。6月末で営業を終了し今は解体を待つ状況となっています。

閉店の張り紙がありました。この建物は「プラザ・テラ」としての営業期間は20年ですが、もともと名鉄ストアーとして開業したのは1971年であり、かなり老朽化していたと思われます。

再開発エリアの中から「プラザ・テラ」を見ます。まだ本格的に工事が始まっていないため、それまで再開発エリアをショートカットできる通路が確保されています。

反対側を見ます。タワーマンションは写真右のあたりに建設されるものと思われます。ちなみに右奥は「マーブル音羽館」という20階建てマンションで、現在では多治見で最も高い建物です。

こうしてみると多治見の駅前は未利用地がかなりの面積で存在することが分かります。再開発が土地の高度利用と新たな賑わい創出に繋がることを期待したいですね。

敷地南側には「プラザ・テラ」以外にもいくつか残っている建物がありますが、順に解体されるでしょう。電線の地中かもお願いしたいところです。

最後は多治見駅のホームから見た敷地の様子です。一部の箇所では重機が稼動し既に工事の準備工事が行われているようです。

ついに動き出す多治見駅南地区再開発。中央線沿線では最大級の再開発となるため、期待したいですね。

完成は2022年度の予定です。

コメント

  1. ありがトーレス より:

    北口の空き地がだいぶなくなりましたが南口はまだまだ空いてますね。
    といってもこちら側が全て1つの再開発に使われるようですが(笑)
    対して北口はそれぞれ市役所庁舎、中之郷ヒルズ(名前合ってるかな?タリーズの入っているビルです。)あと何とかツリーバイネイキッドといった東京タワーとかのアートだったかな?で有名なレストランが出来ていたりとバラバラではありますが空き地が埋まってきて個性豊かで住みよい街並みになってきた気がします。

  2. You より:

    武蔵小杉みたいに駅周辺にタワマンを建てて
    駅周辺に賑わいを出すのが一番合理的かつ唯一の方法。
    需要がどの程度分からないが駅直結ならある程度は
    人気出そう。
    名古屋圏の主要駅もようやくこういう流れになるのかな。