最近かなり忙しかったですが次の3連休はゆっくりできそうです。10連休以来まともに休めなかったので余計にそのありがたみが感じられます。
今回は本町通沿いを取り上げます。ここでは旧東海銀行本店ビルの建て替えや栄タワーヒルズの刀剣ミュージアムなど複数の計画が進行しています。
新ビルは10階建てで60m弱の規模。延床面積は5万に迫る重量級の再開発です。2021年度の完成を目指します。
前回から3か月ぶりの取材です。
前回解体中だった旧東海銀行本店ビルは完全に姿を消しました。先日各メディアから着工のニュースが流れパースも公開されました。
こちらがそのパースです。最新鋭のオフィスビルながらどこか旧ビルの風貌も思い出させるようなファサードも好印象です。灰色のMUFGのロゴもいい感じです。
高さに関してはやはりもうひと押しとも思いましたが、この方が重厚な雰囲気がしてこれはこれでいいのかなと最近は思っています。
あとは商業施設などを誘致し、少しでも広小路通の賑わい創出に貢献してくれればな、と思います。
敷地北東から見た様子です。重機が入ってこれから掘り下げが行われます。
この方向からの広小路クロスタワーは新鮮です。新ビルの躯体の建ち上がりと同時に見られなくなります。それまで1年程度でしょうか、期間限定の景色です。
そこから南へ100m行って宝ビルなどの跡地です。都心では貴重な整形の広い敷地が出現しました。
予想通り暫定で駐車場となっていますが今後はどうなるのでしょうか、気になります。
本町通沿いは姿を変えつつあります。まだまだ老朽化したビルはたくさんあるので、今後の街の移り変わりに注目していきたいと思います。
コメント
三菱UFJ新名古屋ビルに期待するのは、貨幣資料館もそうなのだが、やはり浮世絵。
個人的には、貨幣資料館とは別に、『名古屋浮世絵美術館』を展開して欲しい。
ただ浮世絵のコレクションがあるから、海外でも人気があるから、ということではなく、当地には浮世絵に関する歴史がある。
北斎が名古屋に逗留した際に書いたものを、冊子にまとめて出版された『北斎漫画』。その初版は、永楽堂より出された。
永楽堂は、この名古屋ビルのあたりに店を構えていたわけで、浮世絵博物館を作るのに最適な場所と言える。
旧東海銀行のコレクションは、北斎と双璧をなした広重のものが中心。名古屋市には他にも浮世絵コレクションがいくつかある。
まずは、名古屋市博物館所蔵の尾崎久弥と高木繁のコレクションで、北斎や広重の次の世代である国芳らの作品が多い。
そして、メーテレにも大規模なコレクションがある他、徳川美術館にも幼年藩主慶臧のコレクションが残されている。
浮世絵は、作品保護の観点から長期間の展示が難しいが、これだけのコレクションがあれば、企画展をローテーションできる。
名古屋だけでなく、東海地区にも目を広げれば、さらに多くの企画展を開く余地が生まれる。しかも国内有数の。
都心にあることから、ナイトタイムエコノミーの拡充にもつながる。海外で人気の高い浮世絵を主体に。
貨幣資料館も、日本の貨幣の歴史がよく分かる構成で、実物も豊富だから楽しいが、浮世絵美術館も作って欲しいね。
企画展入館料1000円くらいでも、たくさん人くると思うよ。
錦通沿い周辺には、いくつか一階が囲われてる建物が見られますが、とんと再開発の話は聴こえてこないですね
特にキャバレー太平洋は、閉店して10年近くたちますが、解体するでもなし、一体何で一等地が放置されたままなんでしょうかね