ポートメッセ新第1展示館の建設状況 2019.5

ポートメッセ新第1展示館は、老朽化した現第1展示館の移転拡張計画として、名古屋市が進めている事業です。現第1展示館は築45年以上が経過しており、平面プランも円形で使いづらいため、抜本的な改善が必要な状況です。

2018年末にはパースなどを含めた新第1展示館の具体的な計画が判明しました。

ポートメッセ新第1展示館 開業は2022年

展示面積は2万平米で、コンサートなどができるアリーナとしての利用も想定されているようです。完成予定は2022年の10月。現第1展示館の跡地はレゴランドの拡張用地となります。

現在の様子です。至るところでボーリング調査が行われています。

ここは工事のいい観察スポットになりそうです。

ボーリング調査のユニットです。着工前に地質、地盤の状態を確認します。

建築計画の概要は出ていませんでした。また夏ごろ様子を見てきたいと思います。

ポートメッセの再整備はレゴランド拡張と密接に関わっているため重要です。とはいえ愛知県は空港島の展示場を開業させるため、こちらを拡張しすぎると共倒れの危険があります。県と市はつまらない意地の張り合い(?)ではなく、お互い協力して展示場というインフラ整備に努めてほしいです。

また、レゴランドに関しては、今のままでは狭すぎるためやはり拡張すべきしょう。その点で現第1展示館が移転に向けてようやく動き出したのは良かったと思います。移転後レゴランドはただ拡張するだけでなく、客にまた来てもらえるような満足度向上が重要です。

今後の金城ふ頭の変化に注目したいと思います。

シェアする

フォローする

コメント

  1. 名古屋の大きな土地は全部イオン より:

    金城ふ頭は失敗
    過去の資料を見ると”にぎわい”と曖昧なテーマで整備しようとして、大きな敷地を細かく分けて切り売りしまったのが原因
    10haのテーマパークとして狭く、展示場拡張用地としては最高の土地をレゴに与えた市の判断は理解しがたい
    新第1展示場と新しいコンベンション施設は、既存の展示場と離れていて一体での使い勝手は最悪
    家具屋、結構式場、狭いテーマパーク、不便な展示場…、市民の誰も望まなかったポートランドですよ

    • トッポジージョ より:

      金城ふ頭が失敗とは思いませんね。
      新国際展示場は2万平米であればそれ以上大きな展示会は、県のアイチスカイエキスポに委ねれば良い話。逆に県の国際展示場はコンサート会場として使用可能であるが、どちらかと言えば展示会用途。一方の市の国際展示場はアリーナ15,000収容可能であり、天井高もありコンサート会場用途としても可能。展示会開催規模で、上手くすみ分ければ良いわけでなんら問題ない。但し、あの名古屋市長では無理かと思いますが。

      又、第二、第三展示場が建っているエリア全体をレゴランドリゾートに貸し出せば「レゴランドリゾート」としての雰囲気形成が自由に構築でき、新たな特色が生まれると可能性もあります。同じような物を建設しても共倒れになる可能性もあります。

      「展示場拡張用地としては最高の土地をレゴに与えた市の判断は理解しがたい」のではなく、愛知県が常滑沖に6万平米+拡張可能な国際展示場を造る事が決定した時点で、県の足を引っ張るような事はせずに新第一展示場の移設、エリア一体のレゴランドリゾートへの開放を行なえば良かったのです。但し、レゴランドリゾートが出来た事によって良くも悪くも話題性を生み再度、港エリアが再開発の脚光を浴びたわけですから上手く、周辺のアミューズメントと連鎖・回遊させる事によって、今後の発展に期待したいところです。よって、「市民の誰も望まなかったポートランド」という事は無いという事です。

      • 名古屋の大きな土地は全部イオン より:

        >又、第二、第三展示場が建っているエリア全体をレゴランドリゾートに貸し出せば
        >エリア一体のレゴランドリゾートへの開放を行なえば良かったのです。

        市民と企業が利用している既存の施設もレゴに譲れと?
        なぜ名古屋はレゴファーストで動かないといけないのでしょうか?
        展示場の老朽化と規模が小さいのが長年の市の課題だったのですよ
        海外のレゴランドはみんな郊外の広いところにあります
        工業地帯の狭い湾岸にはありません
        小学生のときに1回訪れようなテーマパークは市内にいらないのですよ
        市外の鉄道が通ってないナガシマは繁盛しています
        逆に世界各国の都市はMICE誘致に盛んで、市内の一等地に展示場を作っています
        名古屋はテーマパーク第一で考えるような産業のない都市ではなく、産業が盛んな都市だからこそ求められるのは利便性のいい”展示場”です
        レゴランドがあるから展示場の整備が遅れた、将来の10万㎡への規模拡張ができない現状は”失敗”です
        10連休、金城ふ頭に一番人を呼んだのはポートメッセで開催された内科学会の総会です
        日本中から数万人の医師が集まりました
        これが展示場及びMICEの力です
        日本中から人を呼ぶ展示場>生涯に一度訪れるか否かのテーマパーク です
        あなたがレゴに肩入れする理由がわかりません
        ディズニーやユニバーサルならわかりますが、年間200万人集客が限界のレゴですよ
        あとすでに市は200億以上もレゴを支援しています
        https://business.nikkei.com/atcl/report/15/110879/040500651/
        (↑マーリン社は市がレゴのために整備した立体駐車場(200億円)よりもお金を出してない)
        レゴのマーリン社は金を出さない事業主として有名です
        韓国でもゴネて問題になってます
        名古屋市はカモにされたんですよ

        • あいち より:

          ちょっと眉唾なんですが、内科学会の総会ってたった3日間でレゴランドやリニア鉄道館よりも人を集めるんですか?少し大袈裟にいわれただけですよね?

          • 名古屋の大きな土地は全部イオン より:

            日本最大の学会ですよ
            3万人前後が参加してます
            レゴランドは2期工事完了して13haに”拡張しても”最大で2万3千人と見積もってます
            http://www.city.nagoya.jp/kankyo/cmsfiles/contents/0000076/76180/56Kkeikakusho.pdf
            楽観的な数字を提出する事業主の数字よりも、内科学会は金城ふ頭に人を呼びました
            ポートメッセで今年開催が予定される機械工作の展示会MECT2019は9万人以上を見込んでいます
            スペースがないということでポートメッセでの展示会は出展したくても主催者が断るケースが相次いでいます
            名古屋モーターショーなんてあんな狭い展示場で20万人ですよ

          • ノボール より:

            そもそもの話で言えば、これが行われたのは、厳密には連休直前です。
            例年の動員数を見ると、3日間で3万人ですので、1日あたり1万人です。
            これに対して、レゴランドが1日あたりどれだけ集客しているのか、というところです。比較するならば。

            規模が大きく、波及効果の大きいイベントであることは間違いがありません。

            ちなみにレゴランドの最大利用想定数は、環境アセスメント資料からの引用でしょうが、楽観的なわけではありません。
            来場者が増えれば、その分、多面的な環境負荷が増えるため、その都度対応が必要になります。
            そのため、ある程度余裕を持った数値で計画するのは事業者として当然であり、楽観視しているわけではありません。

  2. みそたま より:

    そもそも一体で使うようなイベントほとんどないから
    そんなに問題ない

  3. なごやん より:

    今年のGWはレゴランド が大盛況だったそうです。レゴランド を楽しみにく来てくれる子供たちもたくさんいるのでパークをしっかり拡張して、ポートメッセも設備を充実させて期間内に完成することを願っています。

  4. ノボール より:

    問題なのは、この展示場が本当にアリーナとして使えるのかどうか、です。

    初期の平面図や完成予想図を見ても、アリーナの作りではなく、展示場の作りです。
    アリーナとしても利用される展示場は、福岡や幕張にもありますが、つくりが違います。
    また、ちゃんとしたアリーナの作りとは、天と地ほど違います。

    具体的には、楽屋などの控え室は少なく、動線もはっきりしません。市内では、県内初のSクラスアリーナとして県体育館の移転整備が予定されており、収容者数も匹敵します。
    果たして、展示場メインの無駄にコストの高いこの施設が、どれほど必要とされるのか。

    レゴランドは、そもそもこの規模感の施設でしかありません。世界的に見ても。投資額も同様です。
    それを活かすも殺すも回り次第です。それが上手くできていないだけで、レゴランド自体はそれなりでやっています。

    拡張の件も、名古屋市の都合で延びているわけで(第1展示場解体が遅れ、新第1展示場が出来て解体するまで拡張用地を渡さない)、当初の計画なら既に拡張工事をしていたんです。
    もうレゴランドはそこにあるわけで、それを活かすしか道は残されていません。まずは、第1展示場をすぐにでも解体し、レゴランド拡張用地とするのが筋です。

    MICE拠点は、愛知県国際展示場や名古屋市国際会議場などの存在を前提に再構築するしかありません。
    1000億以上を投資して、2階建てにまでして展示面積10万㎡を目指す、というのは正気の沙汰ではない。

  5. 中区民 より:

    巨大な展示場を作れば規模に見合った交通アクセス、宿泊施設の整備が求められますが、金城ふ頭はその点で弱いのかなと。
    名古屋のベイエリアは宿泊施設の誘致が進まないのが難点ですね。
    空港島の展示場は名古屋から遠いのがネックですが宿泊施設や商業施設は充実しているのでその点は有利でしょう。

    MICEビジネスと宿泊観光業は密接です。
    MICEを産業としてとらえた場合、ただ広い展示場を作れば儲かるわけではなく、ホテルや観光などアフターコンベンション機能も重要な要素です。

    ・MICE参加者の参加関連支出に占める宿泊費の割合は17%
    ・米国ミーティング産業の直接経済効果2,630億ドルのうち1,130億ドルは、旅行やツーリズム関連費用

    G20サミットの誘致競争で愛知が負けたのも、会議場の不備ではなく宿泊施設の質と量に問題があったと言われています。
    MICEの議論になると展示面積だけが焦点になりがちですが、周辺要素も重要ですね。

  6. 匿名 より:

    ポートメッセのアクセスが悪いといっても、利用者的なデメリットと言えば改札が遠いというのと、快速列車もしくはそもそもの運行本数が少ないという点くらいで、名駅から25分程度で行ける展示場という点だけでも十分にメリットはあります。お台場と幕張とは言いませんが、金城ふ頭とセントレアとでは市内からの感覚はそれくらい開きがあります。たとえホテルが周辺にあったとしても飲んだり食べたりできるお店のない所より都心に泊まりたいと思いますし、使い勝手の悪かった半屋外の第1展示場がようやく新しい施設になることでメッセの存在価値は十分保てていると思います。問題は名古屋規模の都市で開催するルーチンコンテンツが少ない事の方だと思います。