伏見駅 工事エリア拡大し駅ナカ化進行中

名古屋市交通局は2019年夏を目処に、伏見駅に駅ナカを整備すると発表しています。設計、整備は名鉄・ザイマックスのグループが担当します。

国内の鉄道事業は成熟化していて、輸送人員の大きな伸びは期待できません。そのため事業者は経営を多角化させ、駅そのものの付加価値を上げる戦略にシフトしてきています。駅ナカビジネスはその代表格で、東京や大阪では既にポピュラーな存在です。名鉄も金山駅など主要駅にμPLATをオープンさせています。

伏見駅 気になる駅ナカ工事の本気度

前回から4か月半ぶりの取材です。

改札内、東山線の南側から。天井のリニューアルなど工事が着々と進んでいます。

南側を見ます。右奥の券売機周りのリニューアルが先行して完成しています。

券売機周りです。料金表は新サインシステムが採用されています。壁面は温かみのあるレンガ調。いい感じですね。

余談ですが最近リニューアルした名城線左回り久屋大通駅のコンビニもこのようなレンガ調です。またリニューアルが中途半端に終わったものの再び工事が行われる予定の東山線千種駅のコンビニも近い雰囲気です。レンガ調は交通局のリニューアルのスタンダードなのでしょうか。

さらに南側を見ます。両側に店舗が配置されるため通路がだいぶ狭くなっています。朝は激しい混雑になっているようです。

段差の部分です。このあたりは天井以外ほとんど手を加えられていません。

最南端の改札付近です。こちらの券売機周りは未更新です。右に新しい部分が少し見えています。

まだあらわになった部分はほんの少しですが、その部分だけを見ればいい感じです。あとは天井や床面も全面的にしっかりとしたリニューアルされることを願うばかりです。特に伏見駅は交通局の駅ナカ第一号案件であり、利用客もかなり多いです。都心の駅に相応しい美しい姿に生まれ変わることを期待したいと思います。

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