豊橋駅前大通二丁目地区の建設状況 2019.3

豊橋駅前大通二丁目地区再開発は、老朽化していた名豊ビルなどの跡地に、2棟のタワーマンション(東棟、西棟)を建設する再開発事業です。東棟は地上24階で商業、業務、図書館、住宅(129戸)で構成され、西棟は地上20階で商業と住宅(約90戸)が入る予定です。

2018年12月19日に起工式が行われ、現在は工事が進められています。東棟が先行して2021年6月の竣工、西棟はその後の2022年2月に着工し、2024年9月の竣工を目指します。

引用豊橋駅前大通二丁目地区再開発 事業概要(PDFファイル)

南西方向から見た東棟の完成予想図です。地上24階・99.85m、延床3.4万の規模感が分かります。

低層部は商業や業務、その中で2階と3階は公益施設として図書館が入る予定です。また店舗に囲まれた円形の交流ゾーン「まちなか広場」も造られます。高層部はタワーマンションとなり、全部で129戸が供給されます。

現在の様子です。複数の重機が投入されて本格的に工事が始まっていました。

豊橋では路面電車が走っており、この開発事業の近くに電停があります。

敷地南西から見た様子です。

敷地南東から見た様子です。

仮囲いの中を見ます。掘り下げはおおむね完了しています。これから本格的に基礎工事が始まります。

中央奥に見える建物は「ほの国百貨店」です。以前は丸栄グループでしたが業績低迷により関係を解消、新たな地域密着百貨店として再スタートを切っています。

左に見える建物は「開発ビル」です。東棟工事完了後、解体されて西棟が建設されます。

開発ビルです。なかなか年季の入った建物です。あと2年程度は営業を続けることになります。

名古屋圏の郊外都市では近年駅前開発が大きく進んでいます。路面電車を擁する県下第2の都市、豊橋でもついに再開発が動き出しました。美しく生まれ変わった街が賑わうのを期待したいですね。