久屋大通公園リニューアル 立ち入り禁止へ

1月7日から久屋大通公園とテレビ塔がリニューアル工事に入ります。いずれも老朽化が進んでいるため、より魅力を出していくための改修を行います。東京オリンピック直前の2020年7月に再オープンします。

久屋大通公園は改修工事に入るため、一部エリアを除いて立ち入りができなくなります。

リニューアル後は公園内にカフェや店舗を配置。中央にテレビ塔が写りこむ水盤を造ります。

テレビ塔もリニューアルします。VRなどの最新技術をふんだんに盛り込んだ「未来のタワー」がコンセプトです。4階と5階部分には超高級ホテルを誘致する計画です。

リニューアル前最後の営業日であった6日には多くの人が訪れていたようです。1年半の休業ですがちょっと名残惜しさがありますね。

周辺の工事も見てきました。

旧住友商事ビルの解体です。建物が殆どなくなりアーバンネットやブロッサの全景が見えるようになってきました。

ちなみに前回取材したのは3か月前の計画発表時でした。

住友商事ビル跡地は20階建て高層オフィスビル!

そろそろ建築計画の概要が掲示されると思います。外観はどのようになるのかも楽しみにしています。

歩道橋から見てみます。敷地全体を工事観測するならテレビ塔から見下ろすのがよさそうですが、そのテレビ塔がリニューアルに入ってしまうのでそれはできませんね。

一方、こことちょうど反対側(交差点の北西角)の駐車場になっていた土地に建物が登場していました。1階は駐車場、2階は店舗でしょうか。

都心の大きな交差点の角に位置する建物としてはちょっと残念です。旧住友商事ビル跡地の開発とは対照的です。暫定であることを願います。

最後は栄バスターミナルの新設工事です。地面が均されて停留所ができそうな場所が大体分かってきました。

去年は栄の再開発構想が次々と明らかになりましたが、今年はその構想が動き出す年です。その第1弾として久屋大通公園とテレビ塔が工事に入りました。4月以降は中日ビル解体や住商ビルなど他の計画も本格的に動き始めます。栄の姿がどんどん変わっていくのが非常に楽しみです。

コメント

  1. 名古屋っ子 より:

    テレビ塔、消灯式の様子

    http://www.chunichi.co.jp/article/movie/list2/ZZ2019010601010600.html

    名古屋市民として何度か訪れました。
    いつも家のそばから夜景が見えましたのに、明かりが消えるのは寂しくなります。
    しばしのお別れですが、よりパワーアップして戻ってくるのを期待して待ちましょう。

  2. 匿名 より:

    どうせならパリのエッフェル塔並み(300m)くらいにしてパワーアップしたら良かったのにな

  3. 天白区の人 より:

    オアシス21ができる時点で今回拡張する市バスターミナルの分も計画に入れておけば、二度も工事する必要がなかったんですけどね。
    しかも年度末に工事が終わるというところがお役所仕事というか・・・

    • 名無しの人 より:

      オアシス21はもともと地下二階建てで、全てのバスターミナルを集約する予定でしたが、1996年に正式に断念となりました。
      判断のもとになる1995年は、バブル崩壊後経済が底になった93年から幾分持ち直したところに阪神大震災、地下鉄サリン事件があり再び経済が足踏み。
      超円高と呼ばれる状況で、1ドルは70円台。特に製造業中心のこの地にとって、工場の海外移転が進み、北米向け自動車輸出は前年比マイナス20パーセントと壊滅的状態でした。
      個人では発泡酒がヒット商品。

      東海地方は95年からしばらく転出超過となり、当時は名古屋は没落して、福岡等に抜かれると言われてた時代ですね。