中部国際空港LCCターミナルの建設状況 2018.11

中部国際空港ではインバウンドでの需要増を受けてLCC専用の新ターミナルを建設中です。新ターミナルは国際線300万人、国内線150万人、年間合計450万人の利用を想定しています。5月から工事が始まり、2019年上期にも供用開始予定です。

中部国際空港LCCターミナルの建設状況 2018.8

前回から3か月半振りの取材です。

駐車場南端から。重機が大幅に減り基礎工事がほぼ終わったように見えます。

こちらも重機がなくなっています。来年初めには躯体が建ちあがってくるものと思われます。

新ターミナルはFlight of Dreamsとも繋がる予定です。

中部国際空港は、ここに来て新規就航のエアラインが相次いでいます。最近1か月だけでもタイ・ライオンエア(バンコク)、ガルーダ・インドネシア(ジャカルタ)、エバー航空(台北)の就航が発表されています。ガルーダやエバーは中部に就航したものの撤退した過去がありますが、今は景気もそこそこいいため、今度は定着してほしいと思います。

個人的にはエアアジア・ジャパンに頑張って欲しいと思っています。エアアジア・ジャパンは中部に拠点を置くLCCで、新ターミナルを利用するのも明言しています。就航1周年を迎え、搭乗率もかなり高いため、路線拡大をして欲しいのですが、なかなか遅れています。なぜなんでしょうかね。

いずれにしても低迷傾向だった中部国際空港は近頃上昇気流に乗りつつあります。空港島内にも新施設が続々完成し、飛躍しつつある空港の今後が楽しみです。

コメント

  1. 県外名古屋生人 より:

    貨物機がパッカリ開いてますね。初めて見ました。

    • 名古屋出身大阪住 より:

      ドリームリフターですね
      日本で見られるのはセントレアだけですよ!
      マニアの方には人気だとか

  2. 元名古屋人 より:

    別会社と言えどもエアアジアグループの中長距離線を担当するクアラルンプール拠点・エアアジアXが、第3四半期決算(2018年7月~9月)で約53億円の赤字を計上し、2期連続の赤字なのが国土交通省が就航認可を渋っている一因かも知れません。エアアジアは発注機材の一部をA330neoからA321neo,A321LRへの変更を検討している様子です。
    関西もスクートが不採算を理由に、関西・ホノルル便から撤退しましたが、エアアジアXはディリー化させてます。

    愛知県国際展示場も完成間近であり、国際レベルの展示会が多く開催されば、一層就航する航空会社も増加するのでは。
    オリンピックに万博、アジア大会と日本は大きなイベントが目白押しです。LCCに関しては、他県に遅れをとってしまいましたが、これから挽回して欲しいところです。ハワイやバリ、ダナン、プーケット、グァム、サイパン等にLCC便が欲しいですね。