中部国際空港LCCターミナルの建設状況 2018.8

中部国際空港ではインバウンドでの需要増を受けてLCC専用の新ターミナルを建設中です。新ターミナルは国際線300万人、国内線150万人、年間合計450万人の利用を想定しています。5月から工事が始まり、2019年上期にも供用開始予定です。

駐車場の南端から新ターミナル工事を見ます。杭打機が入って工事が本格的に始まっているのが分かります。

アクセスプラザ付近から。左に見えるのが前回お伝えしたFLIGHT OF DREAMSです。

正直、中部国際空港が新ターミナルが必要なほど混雑しているかというと微妙なところです。しかし空港間の競争は激しさを増していて、先を行く成田や関空は既にLCCターミナルが稼動しています。先日は福岡でも建設構想が発表されました。個人的には施設の充実度も大事な競争条件だと思っているので、着工に踏み切った判断は歓迎したいと思います。

現ターミナルビルとの間の公園です。工事によりこれより南へ行くことはできません。

今年に入ってティーウェイやエアプサン、先日はタイ・エアアジアXの就航が発表されました。今後もLCCの新規路線が増えて新ターミナルが賑わうといいですね。

コメント

  1. 匿名 より:

    LCCの第二ターミナルはインバウンド施策では必要不可欠です。
    駐車場が混雑しているのは、実際渡航の為に使用している人より商業施設を使用する目的の人が圧倒的に多いと思います。
    維持管理していく上で仕方が無いと思いますが、渡航する立場で言えば本当に迷惑な話です。本来の渡航の為の使用すべき人が使えづらいのは勘弁してほしいですね。