2018年の名古屋 新規開業と再開発の展望

あけましておめでとうございます。2018年も当ブログをよろしくお願いいたします。

初詣に行かれた方も多いかもしれませんね。今年は戌年なので西区にある「伊奴(いぬ)神社」が話題です。私も行ってみようかな、などと思っています。

さて、年が始まるということで、当ブログでは今年1年間の名古屋の予定を見ていきます。まずは確実なものから。

2月、錦二丁目計画が竣工します。おそらくオフィスは先行して入居開始、商業施設は半年くらい遅れて開業になるパターンだと思います。

それにしても商業施設の詳細はともかく、ビル名も発表されていないとはさすがに遅すぎる気がします。

3月、名古屋城近くの商業施設、世界の金シャチ横丁が開業します。近隣の商業施設の少なさから滞在時間が短くなりがちだった名古屋城の観光価値を大きく押し上げる施設になりそうです。

4月、御園座劇場が開業します。5年ぶりに伏見の地に帰ってきたということで大きな話題を呼ぶことでしょう。

1階の店舗「御園小町」は既に開業している店舗もあるようです。近いうちにレポートする予定です。

4月、レゴランドホテルと水族館「SEA LiFE」が開業します。話題性はありますが、レゴランドは現在でも集客不振であるため、あまり楽観的な見方はできません。開業後の入場者の推移、ホテルの稼働率を慎重に見守る必要があるでしょう。

夏、中部国際空港に建設中のFLIGHT OF DREAMSがオープンします。先日もボーイング787の移動イベントが行われ話題となりましたね。

新展示場もできますが、新規就航が増え中部国際空港がもっと盛り上がっていくといいですね。

秋、ららぽーと名古屋港明が開業します。同店舗は東海地区初の出店になるため大いに期待できます。

ということで2018年も開業予定が結構あります。今年も楽しみな1年になりそうです。次は2018年中に計画が発表される可能性が高いものを見ていきます。

まずは錦二丁目計画の向かい、旧東海銀行本店ビルです。街区の南東にある雑居ビル群も含めた一体開発ならば理想的ですが、さすがにそれは厳しいですね。しかし単独でもそこそこの敷地になるので期待できます。

これらを踏まえて私は30階・150mくらいになるのではないかと予想します。

続いて中日ビルです。こちらは中日劇場が閉鎖となる3月末くらいには発表があるものと思われます。

私の予想は30階・150mです。敷地条件から200mも不可能ではないでしょうが、事業主体が新聞社であることや、久屋大通沿いであること(景観的にテレビ塔に配慮)などを考えると150mクラスが現実的な規模ではないかと思います。

ジブリパークの計画も詳細が発表されます。ツイッターではディズニーランドの鳥瞰図に似せた完成予想図が出回っていますが、今のところディズニーのような派手なアトラクションを建設する予定はありません。

大体こんな感じですね。その他に気になるのは名鉄再開発の続報、丸栄跡地の暫定商業施設、半ば頓挫しているノリタケの森の続報あたりでしょうか。この中でも特に前2つはそれぞれ名駅、栄の未来を左右する極めて重要なプロジェクトです。

その他、新栄町のカローラ中京跡地も注目しています。ここはかなりまとまった土地で、大手不動産会社が取得したという情報があるためです。事実ならば超高層タワマンの可能性も十分あります。

とにかく、ワクワクするようなプロジェクトが1つでも多く発表されるといいと思っています。それでは今年もがんばって更新していきますので当ブログをよろしくお願いします。

シェアする

フォローする

コメント

  1. 匿名 より:

    再開発や魅力あるアクティビティ等が案件としてありますが、プラス駅西のビッグカメラ区画の再開発、興和再開発(丸栄、キャッスルホテル建替え)、久屋大通り公園再開発、駅東の建替えサポートエリア開発が楽しみです。現時点ではUFJ名古屋ビルが現行の低層ビル規模であることが残念ですね。大阪・御堂筋のUFJ大阪ビルは最高部104.50m、建築物101.30mになりました。やはり都市レベルの差でしょうか・・・しかし、10年前に比べればアクティビティが増え少しは魅力が増した気がします。これからも造るだけでなく、その周辺のアクセスも含めた継続的な施策を打ち続けて欲しいものです。物を造る事が魅力の増幅ではありません。名古屋城や金シャチ横丁も結構ですが、話題性だけではよくもって1年以内です。