伏見駅 駅ナカに向けての工事始まる

名古屋市交通局は2019年夏を目処に、伏見駅に駅ナカを整備すると発表しています。設計、整備は名鉄・ザイマックスのグループが担当します。

国内の鉄道事業は成熟化していて、輸送人員の大きな伸びは期待できません。そのため事業者は経営を多角化させ、駅そのものの付加価値を上げる戦略にシフトしてきています。駅ナカビジネスはその代表格で、東京や大阪では既にポピュラーな存在です。名鉄も数年前には金山駅にμPLATをオープンさせています。

そんな中、名古屋市交通局も駅ナカ事業にようやく乗り出したわけですが、伏見駅の一角になにやら動きが出てきました。

工事が始まっています。駅ナカに向けての工事第一号です。

引用名古屋市交通局 プレスリリース(PDFファイル、以下の資料も同様)

全体の配置はこのようになります。今回工事が行われていたのは階段を下りた角のところ、旧サービスセンターのあたりです。

先ほどの写真では右に見切れているのが階段、左がサービスセンターです。

張り紙がありました。工期は来年1月末までとなっていますが、全体の完成はまだ1年半ほど先です。

完成予想図です。開発コンセプトは「ミチからマチへ~Fushimi Crossing Place~」です。現状ではただの通過点である伏見駅コンコースが、歩いて楽しい街に生まれ変わります。

名古屋市交通局初となる本格的駅ナカ。完成は2019年夏ごろを予定しています。

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