錦二丁目7番街区再開発は、老朽化したビルや駐車場の跡地を再開発してタワーマンションや商業施設を建設する再開発計画です。最寄り駅は丸の内で、場所は日銀の南東側の街区です。
引用名古屋市 都市計画案の縦覧(リンク切れ)
このうち、再開発が行われるのは東地区で、A地区がタワーマンション、B地区が商業施設となる予定です。
当該街区の南東側から撮影。左のビルにはしごと作業員が見えますが、これはビルに描かれたアートです。数年前の「あいちトリエンナーレ」のものだと思います。ここはB地区に相当するので、いずれは本物の作業員が入って、解体が進められると思われます。
A地区にある解体予定のビルの側面にはこんな掲示が出ています。こういうのがあると「ここはやる気があるなあ!」と思えて好印象ですね!
さて、気になるのはその規模です。この計画が出た最初の段階では41階建て150mと報じられていました。しかし少し前の建通新聞に115mという数字が載りました。階数を考えれば115mはありえない数字です。どちらが正しいのか、事の行方を見守っていたのですが、さらにその後、30階という記事が複数の新聞で掲載されていました。30階なら115mはありえます。
ということで規模は30階建て115m程度が有力と思われます。御園座に続く伏見エリアの大型開発と期待していたのですが、規模縮小は残念です。こちらは当初の41階150mのパースです。このまま行けばいいのに、と思うのですが・・・
都心部に居住するというのは全国的なトレンドで、名古屋においても例外ではなく、納屋橋や御園座がものすごい勢いで完売しています。そう考えるとタワーマンションというのは需要が高く、規模縮小するのは非常に惜しいと感じます。ちなみに、最初の案でも延床面積は5万以下に収まっているので、環境アセスメントは縮小の要因とは関係なさそうです。
着工は来年です。完成は2020年の予定です。
コメント
本当に残念
伏見のタワマンが100メートル程度で大成功したので真似したのでしょう
馬鹿な事してくれました
何故か部屋数は150の時より増えるらしいですよ
御園座タワーとリンクしていよいよ名古屋もタワーマンション時代の到来かと期待しましたが、やはり納屋橋同様に意気消沈。そういえば両方とも野村不動産の物件ですね。名古屋は住友不動産が開発に名乗りをあげませんね。大阪に軸を置かれているのでしょうか。名古屋は一軒家志向が強いエリアですが、ここ最近は高齢化も含めて一軒家志向から都心回帰志向にシフトされてる事又、名古屋は富裕層が他県より多いとの事で不動産投資意識を旺盛にさせる魅力ある案件を積極的に行なって欲しいですね。まだまだタワーマンション需要はあると思います。