フロンティア名駅完成 三交ビルもまもなく竣工

国際センター付近で建設されている2つのオフィスビルについてお伝えします。1つ目がフロンティア名駅です。もう1つは第2三交ビルです。ともに60m級のオフィスで、主役級とはいかないまでも街の大切なピースとなるビルとなります。

外観ほぼ完成 第2三交ビル最終仕上げへ

前回から4か月ぶりの取材です。

ところでフロンティア名駅ってどこ?という方も多いかもしれませんが、大和ハウスの名駅5丁目プロジェクトのことです。桜通沿いの13階60m弱、延床1.7万平米のオフィスビルです。継続して取材を続けてきましたが、昨年竣工しテナントが入り始めました。

ビルの南東側に車を格納できる立体パーキングがあります。裏に当たる部分なのでガラス張りでなく黒っぽいパネルの外壁になっています。収容できるのは168台です。

建物内のパブリックスペースは、白壁を基調とした明るい雰囲気で統一されています。ワンフロアのオフィス空間は約263坪。分割に対応しているので、中堅企業の本社やベンチャー、スタートアップなど、様々な規模のテナントが活用できる広さとなっています。

最上階には95坪のテナント専用ラウンジがあります。ゆとりをもったワーカーの新たな働き方にも適応したオフィスとなっています。

ということでこの物件終了です。

三交ビルを東側から見ます。こちらはコア部分がある裏に相当するため灰色のパネルでおおわれています。先ほどのフロンティア名駅の南東側はこんな感じです。

延床は2.1万ありますが、割とすっきりしているのでそれほどあるようには見えません。あくまで個人的な感覚ですが。

そして北西から見た様子。こちらがメインなのでファサードも凝っています。西側にはデザイン上の工夫と空調負荷の原因となる西日対策の縦ルーバーが設置されています。

電線が空を覆います。できればなんとかしてほしかったですが・・・

低層部では植栽や外構周りの工事が進んでいました。このあたりは建物のエントランスで3層吹き抜けの空間ができる予定です。

これくらいの中規模ビルで大規模な吹き抜けは珍しいです。この建物の目玉ですね。いざというときは避難空間としても役立つそうです。

それなりに長くお伝えしたこの2つのオフィスビルも終盤を迎えてきました。フロンティア名駅の方は今回で終了、三交ビルも次回で終了になるかと思います。次は竣工レポートをお伝えします。

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コメント

  1. より:

    ミッドランドスクエアもだけど、全面ガラス張りのビルが欲しいよ…