第2三交ビル一気に最上階へ 鉄骨建方進む

国際センター付近では2つのオフィスビルが建設中。1つは大和ハウスの進める13階建ての名駅5丁目プロジェクトです。こちらは外壁がほぼ完成し内装工事に移っています。もう1つは三交不動産の14階オフィスビルで、こちらは鉄骨がかなり組みあがってきました。その様子をお伝えします。

早くも最上階到達 名駅5丁目オフィスビル

前回から4か月ぶりの取材です。

桜通沿い、国際センターから徒歩3分ほどの立地に位置するオフィスビルです。青のカーテンウォールが現代的な印象です。外壁もほぼ完成しておりそろそろタワークレーンが姿を消しそうです。

名称やテナント情報は発表されていません。同じ大和ハウスが手掛けた丸の内の事例から「名駅ONEビルディング」とかになるんでしょうかね。

南側の一本中の道から見上げます。コアが南東部にあるようで、こちら側は黒の壁になっています。

表側からだとわかりませんが、高さも異なっていて、南東角は10階までしかありません。

次は国際センターを挟んで反対側、三交ビルを見に行きます。こちらは先ほどの名駅5丁目プロジェクトの付近から三交ビルを見た様子です。道路の先にちょうど見えますね。

左は第1三交ビル、右が建設中の第2三交ビルです。高さは第1の方が少し高いですが延床面積は第2の方が倍あります。

第2三交ビルを南から見た様子です。特徴的なのは西側低層部に柱や梁がないことです。ここは開放的なエントランスになる予定です。60m級オフィスで3層吹き抜けの大空間はなかなか珍しい気がします。

南西角から見上げます。前回取材時にはまだ躯体がほとんど見えていませんでしたが、この4か月で一気に伸びました。ほぼ上棟していると思われます。

外観は名駅5丁目オフィスと似ていて、透明感のあるガラスカーテンウォールが張られます。ただし西側は縦のルーバーが並ぶのが異なります。西面の縦ルーバーは意匠的な面だけでなく日射対策としても有効です。

北西から見た様子です。塔屋の構築と外壁が終わればタワークレーンは解体です。それほど遠い先の話ではないでしょう。完成は2024年の予定です。

これら2つを合わせれば延床ベースで3.7万となり、結構なオフィス供給となります。現在はコロナ直前期とは異なり、深刻なオフィス床不足という状況ではありませんが、徐々に需要が戻ってきているのは確実なので、しっかり稼働できるものと思われます。

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コメント

  1. より:

    延床面積2万越えの60mビルって結構太いイメージですが、写真見る限りはそうでもなさそう。