千種駅リニューアル工事 ラストスパートへ

千種駅のリニューアル工事が終盤に差し掛かってきました。約2年前に始まった改装がついに終わろうとしています。

全体的にクオリティが高く、JRと東山線の交わる都心の東端駅として十分な出来と感じます。その様子をお伝えします。

リニューアル進む千種駅 全体が大幅刷新

前回から4か月ぶりの取材です。

まずはコンコースの様子から。以前と比べれば完全に別の駅と言ってもいいでしょう。

かつての配管むき出しからは想像できない姿です。天井高は低いですが綺麗に生まれ変わったためか圧迫感はそれほどありません。

ただしJRは別の管轄なので古いままです。こればっかりは仕方ないですが・・・

ホームの様子です。床材、天井も交換され、美しい駅に生まれ変わっています。

あとはLED発車標が一昔前という感じがしますが、こちらも数年以内に名城線で使われているのと同等な液晶に変わる予定です。

美しく仕上がっています。ただ壁面にはポスターがたくさん張られています。せっかくリニューアルで綺麗な壁になっても、そこにベタベタとポスターだらけになっているのでは美しさが半減します。そのような箇所がいくつか見られたのが少し気になりました。

改札口です。きれいに仕上がっています。奥にあるスタバも違和感なく組み合わさっています。

そういえば東山線は9月からダイヤ改正を実施します。朝ラッシュなどは本数が維持されるものの昼間は6分間隔の時間帯もできるようです。交通局は、乗客が回復しないため、コロナ終了後もダイヤは減便状態を維持するとしています。

こちらはかつて中途半端なリニューアルが行われた真ん中のコンコースです。床材の整備はほぼ完了し、あとは天井の張替えを残すのみとなっています。

トイレ周りの様子です。右のトイレと同じレベルでコンコースも再整備されるようでなりよりです。

そういえば8月は市営交通100周年を記念して、黄電が東山線と名城線を走るそうです。幸運の黄色い電車に乗れるといいですね。

いよいよラストスパートとなってきた千種駅リニューアル工事。完成が楽しみですね。

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