名鉄犬山線布袋駅付近では高架化事業が行われています。対象となるのは布袋駅を含めた1.4kmの区間で、これにより同駅が高架化されます。また長年問題になっていた国道155号と交差する踏切が解消され、渋滞が大幅に改善する見込みです。
布袋駅は2017年6月10日より上り線の高架化が完了し、2020年5月30日に下り線も供用開始。これにて駅施設の高架化が完了しました。
前回から3か月半ぶりの取材です。
ほぼ完成しました。最終的に2面4線+留置線2線の大きな高架駅になりました。
留置線のうち1線は行き止まりです。車止めが設置されています。
この留置線は今週末から運用を開始するようです。それに伴って布袋駅高架化はすべて完成となります。名鉄ではそれを記念して布袋駅高架化入場券なるものが1000枚限定で発売されます。3月4日からで、なくなり次第終了です。
最後に駅全景です。犬山線きっての古い駅でしたが、きれいな駅に生まれ変わりました。
ちなみにこの高架駅は、視覚的にもわかりやすいように、エレベーターや待合室などの主要設備を名古屋方面が青、犬山方面が赤と塗分けています。しかし、ホームの自販機は名古屋方面がコカ・コーラの赤、犬山方面がアサヒ飲料の青と反対になっています。これは逆の方がよかったですね・・・
布袋駅東で建設中の商業施設です。完成は2023年5月の予定です。
長らくお伝えしてきた布袋駅高架化工事もほぼ完了ということで感慨深いです。今は駅前がやや閑散としているので、賑わいが生まれてくるといいですね。次回は商業施設完成後お伝えします。