西区にはかつて、陶器で有名なノリタケの大きな工場がありました。その工場は2014年に閉鎖、解体撤去工事が行われて現在は更地になっています。ご存知の方も多いと思いますが、この跡地にはイオンモールと三菱地所主導で商業施設やマンションを建設する再開発計画があります。
この計画は大幅に遅れていて、いつまで経っても着工される気配はなく、当初計画の完成目標である2016年を過ぎても尚、更地の状態が続いていました。そして2019年4月、数年の沈黙を破って新たに建設するイオンモールの詳細が明らかになりました。
前回から3か月ぶりの取材です。
工事が最終段階に入り、入れる場所が制限されているので、ここが一番全体がよく映る場所だと思います。
ほとんどのシートが外され、外観があらわになってきました。樹木の奥に見えている部分はオフィスフロアですね。
すみませんが、今回はこれしか写真がありません。ここからは先日発表されたプレスリリースに沿って新施設の概要を見ていきます。
7月6日のプレスでは、施設の正式名称が「イオンモールNagoya Noritake Garden」になると発表されました。
コンセプトは以前のとおり「自然と自然になれる場所」です。取り組み例として、緑を身近に感じられるテラス席が2階3階に誕生します。2階は木々に包まれた緑あふれるカフェ空間で、心をリラックスさせる憩いの場を演出。3階は開放的な空を楽しめるフードコート席で、都会に浮かぶオアシスを演出します。
3階フードフォレストエリア内には、15分単位で気軽に使えるコワーキングスペース「Basis Point」が東海初出店。森に囲まれた創造性を刺激する空間で、自由にはたらき、人とつながる豊かな人生を応援するそうです。
また大人の感性を刺激するインスピレーションや、身体を整える快適なプライベートタイムを提供する店舗として、ライフスタイルブックストア 「TSUTAYA BOOKSTORE」や、インテリア雑貨 「DULTON」、スポーツライフスタイル「TRANSLATION / NAG YOGA STUDIO & FITNESS」などが出店予定です。
テナント一覧はまだ発表されていません。開業は今年秋なので、そろそろ発表されることになるかもしれませんね。
オフィス部分は「BIZrium」と名付けられており、賃貸面積にして22000平米を供給します。イオンモールとしてはオフィス併設型の施設は全国初であり、ここの成功の可否が今後の出店戦略につながることになるでしょう。
その他、プラネタリウムも完成することが明らかになっています。楽しみですね。
コメント
アストンマーチンが停まっている
隣接のザパークハウス名古屋は最大抽選倍率17倍と名古屋で御園座タワー以来あまり見ないくらいの勢いで売れてるようですね。
後ろはポルシェカイエンだ
正直イオンができるなんてがっかりした
名駅の最後の広大な一等地にイオンて。。。
土地の無駄遣いもいいとこだわ
円頓寺もつぶされてしまうわ
反対運動とかなかったのかな
正確にはイオンモールを中核とした複合施設ですけどね。マンション,商業施設,大学,オフィスと一通りの都市機能が整備されます、強いて言えば無いのはホテル位かな。
てか西区民なら人任せにしないで貴方が反対運動すれば良かったじゃないですか。
名駅からの直線距離的にはささしまライブよりちょっと遠いくらいなんですね。
都心に一番近いイオンモールとして色々他との差別化を感じられますが既にオーバーストアに感じる名古屋で(大名古屋ビルの2階テナントガラガラですし)更に大型店が出店して大丈夫かなと言う心配があるのですが、グローバルゲート商業エリアがあの状況だともう名古屋は都市的な商業施設よりも車で来やすい巨大立体駐車場を備えたショッピングモールが無難なのでしょう。個人的にはモール嫌いで亀島からわざわざ行くことは無さそうですけどそれも少数派なのでしょう。