5月1日、名二環が全線開通しました。これによって名古屋圏近郊の高速道路ネットワークが完成しました。
名二環は当ブログが最初期のころから追いかけていたプロジェクトです。実は写真を撮っていたのはブログ開設よりもだいぶ前からで、2013年くらいから現場に行っていた気がします。それが、基礎工事が進み、橋脚が建ち、高架ができ、ついに開通、とても感慨深いです。
ブログではいつも2区間に分けて取材を行っていました。直近の記事を載せておきますので、工事の進捗をぜひご覧ください。飛島ICの方は取材していません。
名二環の開通は今後80年間で10兆円の経済効果があるとされています。この環状道路は今後の名古屋圏のさらなる発展に大きく寄与してくれることでしょう。
なお、これに伴い名古屋圏の高速道路の料金体系が変更されることになりました。新しい料金体系は、対距離制がより明確になっており、東京や大阪の大都市近郊区間とほぼ同じ内容です。
そして名古屋圏の道路網は進化し続けます。もう一つの環状道路である東海環状自動車道は、養老越えの区間を除いて、2024年をめどに開通することが分かりました。
また、中部縦貫自動車道の大野~油坂、国道417号線のいわゆる冠山林道など、福井県方面の高規格道路も相次いで開通目標が示されました。さらに長らく工事が続いていた静岡県の中部横断自動車道も今年開通します。このように名古屋圏、中部圏のミッシングリンクは次々とつながり、ネットワークが強化されています。
まあまずは名二環ですね。もう少しコロナが落ち着いたら(そういえば開通前の道路によくあるウォーキングイベントもありませんでした)走りに行きたいと思います。