駅西ではリニアの用地買収に伴い、雑居ビル解体や神社建物の移動などさまざまな動きが見られます。また駅直上部から離れたところには予備校ビルやホテル建設も進んでいます。今回はその様子をまとめます。
前回から3か月ぶりの取材です。
まずはリニア駅付近。想定される駅の直上のあたりです。飲食店や風俗店の雑居ビルが建ち並んでいましたが、半分以上が取り壊され、残るビルも仮囲いが登場し解体待ちの状態です。あと1年くらいすればこのあたりはほとんど建物がなくなり、リニア前には想像もできなかった景色になりそうです。
西側から見た様子です。本当に建物が少なくなりました。このあたりは芝生広場が整備され、防災公園やイベントステージなどが設置される予定です。
椿神明社の様子です。木が生い茂っていましたが全く別の姿に変わっています。社殿などを移動させ神社としてはこの地で存続する方針です。北側のリニア駅直上広場と連携して駅西のオアシス空間を担って欲しいと思います。付近には駅西銀座の方面に繋がるように桜並木を設ける計画もあるようです。
ビックカメラの裏で建設中の飲食ビルはほぼ完成。なかなかおしゃれなデザインになりました。1階にはミニストップが戻ってくるようですね。
最後に少し北の工事現場をいくつか。まずは河合塾の新校舎です。外壁の取り付けもほとんど終わりタワークレーンが解体段階に入っています。デザインはかなり個性的です。
2021年2月始動とあるので今年度いっぱいで名古屋校は使用終了なのでしょう。河合塾も解体されるとリニア駅西部は全面的に開けてくると思います。
その裏では14階建てアパホテルが建設中です。奥にあるのも最近完成したアパホテルです。コロナ禍でも強気のホテル建設が進められています。
駅東ではリニア駅予定地のすぐ際のところに小規模ビルが乱立しかけていますが、駅西ではそのような動きはあまり見られません。風俗店などが多く交渉やまちづくりが難航すると思われていたこちらのほうが案外いい感じになるかもしれませんね。
コメント
サン・ナゴヤ則武ビルって解体対象なのでしょうか。リニア用地にギリギリかかっているか微妙なところで、、
ビルの事業主?の三幸電子のHPには「リニア開通工事に伴い閉鎖中」とありますが一時的なものなのかさては