名古屋三交ビルは三交不動産が保有する賃貸オフィスビルです。国際センター駅からは至近距離、名古屋駅からも徒歩10分程度と、利便性の高い立地です。
このビルは2020年の完成を目指して、オフィスやホテルからなる新ビルに建て替える工事が進められています。新ビルは16階・73.85mです。
前回から1か月ぶりの取材です。鉄骨建方が大きく進む時期なので更新頻度を上げています。
前回からわずか1か月ですがまた大きく成長しました。現在は10階付近を構築中。オフィス部分はシートに覆われています。
建物正面から。奥の名古屋大原学園が見えています。
裏から見ます。画角が足りません。早く超広角レンズを買いたいと思います。
手前は揚重用のヤードと思われます。敷地が狭い現場では、高層部の建設に入る前に低層部の鉄骨を全て組み上げてしまうと、資材の置き場がなくなってしまいます。そのため低層部の一部を後回しにし、先に高層部を完成させてから残りの低層部を施工します。
それと電線が気になります。名駅は栄に比べて電線の地中化が進んでいない印象です。大通りから一歩中に入るとこのように蜘蛛の巣状態になっているところが多いので、改善を願いたいですね。
桜通から見た様子です。徐々に存在感を増してきました。手前の大東海ビルの建て替えはいつごろになるでしょうか。
さて、読者の方から情報をいただいたのですが、その大東海ビルの裏側にある三交クレールビルと駐車場について、再開発が検討されているようです。これらは三交グループの所有で、再開発は中期経営計画の一環として盛り込まれたようです。情報提供いただいた方、ありがとうございます。
ちなみに敷地面積はおよそ2742平米。これは現在建設中の三交ビルの2.2倍です。どのような開発になるでしょうか。今後の動きに注目です。
次回はまた1か月後にレポート予定ですが、そのときには躯体がほとんど最上階近くまで行っているかもしれませんね。
コメント
中日新聞オピリーナに西口再開発に関してのご意見募集というのが掲載されていて、そこにビルを2棟建設するとあったのでそれについてはもう決定事項になっていそうです。ただ高層ビルとは書いてありませんでした。それと東西両広場に三英傑の像をつくるかもしれないとの記述もありましたので少し気になりました。もうすでにご存じでしたら長々と失礼しました。