名古屋三交ビルは三交不動産が保有する賃貸オフィスビルです。国際センター駅からは至近距離、名古屋駅からも徒歩10分程度と、利便性の高い立地です。
このビルは2020年の完成を目指して、オフィスやホテルからなる新ビルに建て替える工事が進められています。新ビルは16階・73.85mです。
前回から3か月ぶりの取材です。
そろそろタワークレーンが設置されているかな、と思いましたがまだでした。ただし重機類がほとんど片付いているのでクレーン登場は時間の問題と思われます。
仮囲いの中を見てみます。基礎がほぼ完成しているのが分かります。地上に躯体が姿を現すまであと少しです。
完成は2020年6月、あと1年半を切りました。桜通沿いの新たな賑わい創出が楽しみです。
桜通沿いといえばキャッスルプラザや第2第5堀内ビルなど気になる物件がいくつかありますが、今注目なのはやはり名古屋ビル東館と第二埼玉ビルの動向です。
第二埼玉ビルはネットがかかっているので工事に入ったようです。ただ、これは解体ではなく補修工事に見えます。この補修はまだ当分の間は使い続けるということを意味するのでしょうか。
一方の名古屋ビル東館はほとんど姿が確認できないくらいまで解体が進んでいます。写真右奥にわずかに残っている建物がそれです。
2階程度まで解体されています。跡地利用は依然不明です。奥に見えるのが第二埼玉ビルです。
大通り沿いにコインパーキングが増殖するのは望ましくありませんが、単独開発の連発で中途半端なビルが増殖するのも避けなければなりません。ここの敷地の南側も駐車場や雑居ビルが多いので、第二埼玉ビルも含めた一体開発を検討していく必要があるでしょう。
いずれにしても桜通沿いはこれからまだまだ大きく姿を変えていくことになりそうです。三交ビルを中心に今後も随時レポートしていきます。
コメント
埼玉ビルと名古屋ビル東館がむさし同様の悲劇にならないことを願うばかりです。
22年から始まる名鉄新ビル再開発時の工事関係者駐車場確保を企んでいる可能性あるんじゃない?それ以降に再開発を行なうって事無いだろうか?ネガティブな方向に進まなければいいのだが・・・
むさしにしろ安藤証券にしろ都市開発に非協力的な企業が名古屋は多すぎる。行政や経済連が強固な旗振り役を担って官民一体で行かない限り単独開発の連発で中途半端なビルが増殖するのも避けられないかと。
いつまでも興和任せでは時間ばかり過ぎていくばかり。明治屋ビルや周辺コインパーキングもである。いっそのこと剛腕 森ビルや阪急あたりが進出して欲しいものだ。
実名を出して、非協力と断定するのはどうかと思いますよ。独自の情報があるなら別ですが。特に安藤証券。
あと名古屋ビル東館は、裏側の鈴木不動産パーキングが閉鎖されたので、おそらくそこまでですね。
第二埼玉ビルは、よくある、隣のビルが解体されるからついでに外観補修しよう、というあれでしょう。
そういえば、堀内ビルは解体されて更地になってると思いますが、何になるのですか?
あの区画全部を東和不動産が買い取って桜通豊田ビル一体で容積率緩和を受けて大規模に再開発して欲しいのですが…
最近東和不動産は新ビルを建設していないですし、勢いがないなあと思います。
柳橋食品ビルの買い取り以降全く動きがない。
まずは来月発表される(かもしれない)柳橋新駅の設置可否が今後の名駅再開発の勢いの鍵を握っているでしょう。