鉄骨成長中 名古屋伏見Kフロンティア

今回は伏見の話題です。広小路通で進められている興和の新ビルはほぼ完成形となりました。一方錦通の鹿島のビルも鉄骨がもりもり成長中。その様子をお伝えします。

広小路ビルの凝った意匠が明らかに 伏見再開発

前回から3か月ぶりの取材です。

まずは興和の新ビルです。クラシカルな外観があらわになりました。このような質の高い外観となりよかったです。

4階に植栽が見えます。バルコニーでしょうか。3階の出っ張っている空間も気になりますね。

美しいです。ガラスのカーテンウォール全盛時代にこの意匠は珍しいでしょう。ただし小規模ビルだからできたというのはあるかもしれません。

低層部です。内装工事もだいたい終わり、今は物品などを運び込んでいる最中と思われます。資材が所狭しと並んでいました。

庇の下にうっすらと「WAKO」の文字が見えます。1階の店舗は銀座和光となるのが公式サイトを見てもわかります。高級店はこの建物意匠とよく合っていますね。ところで看板にあったスポーツ練習場はどうなったのでしょうか・・・

話題は変わって錦通桑名町ビル計画です。鉄骨のペースが速いですね。既に8階に到達しています。

正式名称は「名古屋伏見Kフロンティア」に決定しています。100m東には同じ鹿島の「名古屋伏見Kスクエア」があります。御園座も鹿島でしたし、このあたりは鹿島が強いですね。

裏から見ると8階に到達しているのは錦通沿いだけで、全体的にはまだ5階程度。L字になっていますが鉄骨がない部分はヤードとして使っているだけで今後建設されるでしょう。

最後は錦二丁目18番街区ですが・・・動きはありません。それどころか、再開発エリアとされる右の雑居ビルに中華料理らしき新店がオープンするお知らせが出ています。しかもアルバイト大募集だそうです。

また先日仕事で中央に見えているビル(再開発エリア内)に行きましたがテナントがびっしり入っていました。残念ですが、錦二丁目18番街区は計画立ち消えかもしれません。少なくともこの状況を見るに来年の着工は不可能だと思います。

今後も随時状況をお伝えします。

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