名鉄神宮前駅の周辺整備についてお伝えします。熱田神宮の東側のこのエリアは、シャッター商店街や未利用地がかなり多く、再開発が課題になっていました。名鉄はこれに目をつけ、駅東口にミュープラットを整備、さらに魅力向上のため、西口の再開発も検討しています。
ここは概ねの1年おきに取材しています。前回の様子です。
https://skysclinear.com/blog/0834-jingumae/
現在の様子です。パレマルシェの入っていた建物が随分低くなって駅前が開けてきました。
この程度の建物ならもう更地になっていてもよさそうですが、ここは鉄道隣接ゆえ慎重に工事を進める必要があるため、長めの工期のようです。
現在は工事のため仮設の歩行者動線が煩雑になっています。
名鉄は西口再開発のコンセプトとしておとなの行きたい街を掲げています。
西口にある用地はかなり南北に長い土地で、いろいろな開発パターンがあると思います。ここは熱田神宮の最寄り駅でかつ特急全停のメリットを生かした集客力のある施設となってほしいですね。
少し北には古い飲み屋街のと市が所有する大きな未利用地があります。ここも再開発ポテンシャルの高いエリアです。
写真はない(取材時は38度くらいあって歩く気力体力がもうなかったです・・・)ですが、進捗もないので去年の記事と状況は変わっていません。土地の様子は上記の記事をご覧ください。
最後は線路を挟んで反対側のMTGの土地です。ここで先日ボーリング調査が行われているという情報が入りました。(取材時は調査機器は見当たりませんでした)
いよいよ動き出すでしょうか。これだけ長い間塩漬けだったので、もしかしたらこの計画が変わって、MTGとは別の事業者が何かしら建てるということもあり得ます。敷地が広いだけに気になります。
改めて見ると神宮前周辺は再開発余地が本当に大きいことに気づきます。今後もときどきお伝えしたいと思います。
コメント
最近のMTGは、この土地を購入した頃のような好調な経営を取り戻しつつあるようです
別事業者による開発も色んな可能性がありますが、あの会社ならではの施設を生み出してくれそうなMTGにやはり期待したいなぁ
単なる商業施設や駅ビルだと差別化が出来ないし人口減少待ったなしで
少ないパイの取り合いに勝てないだろうな金山でさえ錆びる未来もあるし
神宮というイメージにかけ離れない構想が良いとは個人的には思う
家族やカップルが訪れたい複合公園やちょっとしたレジャー施設、
集客パンダとなる流況に沿った店舗(2~3年単位で定期的な入れ替え必須)
など副都心隣接の特急駅と言う好条件を活かした活用を考えて欲しい
比較すべきものでないのは承知してますが、今でこそ連日大混雑の伊勢市駅前も、今から30年ほど前は三交の閉店やビルの解体などが続き、寂れてしまい酷く閑散としてた。2000年前後からまた息を吹き返す様に再開発が起こり、また同時にインバウンドの流れが起こって、現在は国内外の観光客で休日はバスの積み残しも珍しくないほど。
熱田神宮も由緒ある観光地として揺るがない存在感があるわけだから、楽しめる環境を用意して背中を押してあげる事でもっとポジションを高められると思うんですよね・・・。
MTGには早い着工を求めたいですね。