アスナル金山 2036年まで暫定利用を延長へ

2月10日、名古屋市はアスナル金山エリアの再開発の延期を発表しました。2028年2月に予定されていた閉鎖を延長し、2036年まで営業を継続すると発表しました。近年の建設費の高騰などを受け、計画をさらに精査する必要性が発生したためとしています。

もともとアスナルは2005年に暫定施設として完成、2020年に閉鎖予定でしたが、8年間の延長が決定し今営業中です。再び8年延長によって、結果的に16年延長することとなりました。当初の15年の倍以上の営業をすることになります。

アスナルは跡地に市民会館の第3ホールを入れた複合ビルを建設予定でした。オフィスやホテルなどの複合用途を入れる計画でもありました。これで金山の目玉となる開発が大きく起きれることになります。

2036年に閉鎖なので、新しいビルの完成はどんなに早くても2040年となるでしょう。もっと言えば、さらに延長される可能性も否定できません。暫定を取り壊して開発するのではなく、建物の耐用年数が迫ってきて建て替えるという状況も考えられます。

奥に見えている金山総合ビルも今回の開発に絡むため、当面存続となるでしょう。その右奥に見えている市民会館はどうなるでしょうか。予定では2035年に完成予定ですが、こちらも何か心配になってきます。

名鉄が白紙で金山も延期となり、ここまで再開発が進んでいない都市も珍しいと思います。これは定量的な事実です。では今後はどうなるのでしょうか。結論から言うと、今より開発投資はさらに行われなくなると予想します。

理由はアジア大会です。この開催費などがかさみ開発に回す金がないのです。私は久屋大通公園南エリアや地下鉄駅リニューアルなどは少なくとも5年程度はストップと思っています。かろうじて昨年末発表された名古屋駅東口の再整備ができるかどうかでしょう。(ちなみに西口の雲形屋根を設置する計画は既に延期が確定しています)

民間はこの限りではないので、あとは各デベロッパーや地元の有力企業などがどこまで投資してくれるかにかかっています。建設費の高騰と相まって、しばらくは市主導の明るい話題はないでしょう。

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コメント

  1. より:

    あえて良い見方をすると自分の予想ではリニアの東京〜名古屋が2040年前後だと思うので名鉄名古屋も金山もですが再開発が動き出せば完成するのがちょうどリニア開業の時期とタイミングが重なるようになってきたのではないかなと思います

    まあ今ある物を大切に使い続ける都市が1つくらいあっても良いのかもしれないです
    現に愛知はゲオがリユース業界1位ですし3位にコメ兵も居ます
    メルカリの創業者も愛知の方です
    中古車業界1位も愛知のネクステージです

    まあそういう都市なのかもしれません

  2. ナナ より:

    建設費や資材の高騰、人材不足による再開発の中止や延期は名古屋に限った話ではなく、ましてや原因でもないですよね。
    それでも諦めず再開発しようとしている事は分かりますので、ネガティブに叩いたり揶揄するのは違うかなと思いました。
    投資を呼び込みたい状況でしたら尚更、もっと前向きな発信をしていただきたいなと思います。
    偉そうなこと言ってすみません。
    いつも陰ながら応援しています。

  3. より:

    栄の中心部には巨大パーキング群、名駅には巨大な廃墟。名古屋の街並みはしばらく変わりそうにない。ランドマーク栄は無事出来て良かった。